ANSの勉強でDirect Connectのルーティングをメモ書きしていたのでまとめました

プライベートVIFとトランジットVIFのルーティング

BGP パス属性

基本的には下記の3つのパス属性を使用してルーティングを制御します

  • Local Pref
    • インバウンドとアウトバンドの両方で使用され、高い値が優先される
  • AS_Path
    • インバウンドとアウトバウンドの制御の両方で使用され、AS_Path が短いほど優先されます
  • MED
    • インバウンド制御で使用され、低い値が優先されます

Local Pref > AS_Path > MED の順で優先されるので、Local Prefで通信経路を制御パターンが多いです。またBGP パス属性は別として、より具体的なプレフィックスが一般的に最も優先されます

アウトバウンド経路

アウトバウンドの通信制御の場合は、Local Pref, AS_Path, MEDの3つのパス属性が使用できます

単一リージョンに複数のVIFがある場合、AS_PATH 属性を設定して、優先順位を付けることができます。しかし、マルチリージョンで複数のVIFの優先度を設定する場合は、AS_Pathが機能しないため Local Prefを利用します


全文はこちら:Direct Connectでのルーティング制御

著者:やま