概要

  • AWS のRDS にて、SQL Server エンジンを利用しています。SQL Server の機能である自動拡張(autogrow) について調査した結果を備忘録として、記載します。
  • きっかけは、RDS のストレージサイズを拡張する機会があり、SQL Server への影響を確認する目的となります。
  • こちらのQiita ドキュメントによれば、SQL Server では、自動拡張(autogrow) がデフォルトで有効になっており、自動拡張によってサービスのダウンタイムが発生する可能性があると記載されていました。
  • また、Microsoft のドキュメントには、以下の記載がありました。SQL Server は、DBがDBファイルの自動拡張を行う際にDBファイルをロックします。この際に、拡張サイズが大きいと拡張の処理が終わるまで時間がかかり、その間にクエリに応答できず、タイムアウトなどのエラーが表示されると理解しました。

使用可能なログ領域よりも多くのログ領域を必要とするトランザクションを実行し、そのデータベースのトランザクション ログの自動拡張オプションをオンにした場合、トランザクションの完了にかかる時間には、トランザクション ログが構成された量で増加するまでの時間が含まれます。 増加の増分が大きい場合、または時間がかかる原因となる他の要因がある場合は、タイムアウト エラーが原因でトランザクションを開くクエリが失敗する可能性があります。 同じ種類の問題は、データベースのデータ部分の自動拡張によって発生する可能性があります。



全文はこちら:Microsoft Storeからインストール後WSL が起動しない
著者:新川貴章