はじめに

Amazon S3にはストレージクラスと呼ばれる、データの保管料金を節約する機能があります。
主に利用頻度の少ないデータを保管する際に使う機能となり、データの取り出しかかる時間や費用の増加、可用性が低下などを許容する代わりに、データ保管にかかる料金を節約できます。
つまり、S3に保存されているオブジェクトの使用頻度や可用性に合わせてストレージクラスを変更させることで日々のS3の利用料金を抑えることが可能となります。
そして、ストレージクラスの一つがGlacierとなります。

このGlacier、保存されているオブジェクトは一度復元というステップを踏まないとデータを取り出すことができません。
この特徴のため、今回S3のオブジェクトを別アカウントのS3に移動させようとしてs3 syncコマンドを実行したところ以下のようなエラーが発生しました。

全文はこちら

Glacierに保存したオブジェクトをまとめて復元するシェルスクリプト
著者:@suzuki_kento