◇説明

nagiosのWEB-UI管理画面用の、参照限定アカウントを追加する方法について書きます。

◇手順

■1. アカウント定義ファイルパスを確認する

  # grep AuthUserFile /etc/httpd/conf.d/nagios.conf 
   AuthUserFile /etc/nagios/passwd
   AuthUserFile /etc/nagios/passwd
  • yumインストールした場合、デフォルトは"/etc/nagios/passwd"になります。
  • "AuthUserFile"はカスタマイズしている場合には"/etc/nagios/nagios.conf"に書かれている場合もあるかと思います。

■2. アカウント追加する

# htpasswd /etc/nagios/passwd rouser
New password: 
Re-type new password: 
Adding password for user rouser
  • “/etc/nagios/passwd”は1で確認したアカウント定義ファイルパスを指定してください。
  • “rouser”は任意のアカウント名を指定してください。

■3. リードオンリー権限を付与する

# vi /etc/nagios/cgi.cfg
~
authorized_for_all_services=nagiosadmin,rouser
authorized_for_all_hosts=nagiosadmin,rouser
~
  • "authorized_for_all_services""authorized_for_all_hosts"に2で追加したリードオンリーアカウントを追記します。
  • デフォルトだと"nagiosadmin"が既に記載済みで、その後ろに追加アカウントを記載することになります。

以上です。

  • ちなみに、設定はnagios,apacheを再起動することなく反映されます。

元記事はこちら

nagios管理画面のリードオンリーアカウント追加方法