こんにちは!広報の国安です。

2022年4月に、KDDIグループ合同で行なう初の中途採用向け会社説明会をオンラインにて開催しました。

エンジニアを積極採用中のKDDI株式会社、auじぶん銀行株式会社、auペイメント株式会社、アイレット株式会社の4社が合同で開催した本イベント。

当日は、各社のエンジニアがパネルディスカッションを行ない、 KDDIグループのエンジニアがどのような想いを持って仕事に取り組んでいるのかをお伝えしました。

また、パネルディスカッションの後半では「エンジニアのキャリア」といった大きなテーマにまで話が広がり、エンジニアにとって役立つ情報が満載のイベントとなりました。

この記事では、大盛り上がりとなった本イベントの様子をお届けします!
エンジニア職で転職を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね!

各社の概要と求めるエンジニア像

まずアイレットの小谷松丈樹が、会社紹介を行ないました。

アイレット株式会社

小谷松 丈樹
アイレット株式会社 第五開発事業部 事業部長

アイレットを代表するサービス「cloudpack」は、クラウド環境での設計・構築からシステム開発、デザイン、運用保守までをワンストップで提供します。
導入実績は2300社を超え、さまざまな業種のお客様にご利用いただいています。

アイレットは、アマゾン ウェブ サービス(AWS)より「AWS プレミアティアサービスパートナー」に9年連続で選ばれています。また、AWS だけでなく Google Cloud プレミア Service パートナーにも認定されています。

各クラウドに関する豊富な知見と技術力を活かし、お客様の要望に合わせてクラウドを組み合わせたマルチクラウド環境の構築も行なっています。

アイレットは、
“技術と探究心で 今日の「できない」を 明日の「できる」に”

というパーパスのもと、クラウド活用を通じてお客様の課題解決に取り組んでいます。
アイレットでは、このパーパスを指針とし、常に挑戦し続けるエンジニアを募集しています。

中途採用ページ:https://www.iret.co.jp/recruit/

auペイメント株式会社

次は、auペイメント株式会社の相田英俊氏による会社紹介です。

相田 英俊氏
auペイメント株式会社 情報システム部 部長

auペイメントは、「自社開発のプリペイド決済プラットフォームを持つ FinTech 企業」です。

主に「au PAY プリペイドカード」や「WebMoney プリペイドカード」などの発行・販売を行なっています。

求める人物像は、「古い考えに縛られることなく、未来を見据えて一緒に新しい価値を作っていける人」。
そんなauペイメントでは、「au PAY」などの決済を支えるアプリケーションエンジニアを募集しています!

興味を持った方は、auペイメントのリクルートサイトをご覧ください!

auじぶん銀行株式会社

続いて、auじぶん銀行株式会社の都木良和氏による紹介です。

都木 良和氏
auじぶん銀行株式会社 執行役員 CDTO 兼 IT戦略統括本部 副統括本部長 兼 IT本部長

auじぶん銀行は、2008年に KDDI と三菱UFJ銀行の共同出資により設立されました。

先進的なデザインと優れた UI が特徴の「じぶん銀行アプリ」や、キャッシュカードの代わりにスマートフォンアプリを使って ATM からの引き出しが可能な「スマホATM」などのサービスを提供しています。

DX を推進するサービス開発も行なっており、海外でも様々なアワードを受賞しています。
auじぶん銀行では、昨年度から新たなチャレンジとしてアジャイル開発や内製化に取り組んでいるそうです。色々な技術に挑戦したいというエンジニアの方はぜひ採用情報をチェックしてみてください!

KDDI株式会社

最後は、KDDI株式会社の岡澤克暢氏による紹介です。

岡澤 克暢氏
KDDI株式会社 ソリューション事業本部 DX推進本部 ソフトウェア技術部

KDDI では、開発においてスクラム開発を採用しています。スクラム開発は、チームの透明性や心理的安全性を守りながら素早く開発を行なう手法です。1チーム4〜8名でプロジェクトを進めています。

オフラインで開発をする場合は、大きなモニターの周りに集まってモブプログラミングを行なっているそうです。オンラインでも、画面を共有しながら開発しており、チーム間で役立つ情報を共有しています。

アジャイル開発においては「楽しくやる」ことをモットーに、自分たちのミッションは何かを考えながら開発に取り組んでいるそうです。
KDDI では、2022年度の中途採用情報を順次公開していますので、ぜひご覧ください!

各社のエンジニアがそれぞれの想いを語る!
パネルディスカッション

後半は、各社のエンジニアによるパネルディスカッションが行なわれました。本記事では、転職時に特に気になるであろう3つの質問に対する回答をご紹介します!

なぜ今の会社を選んだのですか?理想と現実は合っていましたか?

auじぶん銀行 都木氏:私は元々モバイルにとても興味を持っていました。金融の知見もあったので、モバイルに特化した金融サービスを提供していて、KDDI が親会社であるauじぶん銀行なら端末にも触れるのでは、という考えもあり選びました。入社して以降、想像していた以上に色々な役割を与えてもらったので、苦労した部分もありますが、理想と合っていると思います。

アイレット 小谷松:私は学生時代に情報を学んでいたのですが、その当時ちょうどクラウドという言葉が出始めていて、大学の研究でもクラウドはまだ学ぶことができないと言われてしまっていた時代でした。最先端の技術を学びたい想いと開発エンジニアとしても成長したいという想いがあり、当時クラウドを専門的に突き詰めている会社の中で開発部門もしっかりと持っている会社としてアイレットに巡り合いました。やりたいことが何でも挑戦できそうな会社だと感じてアイレットを選びましたが、想像していた通り入社してからは様々なことを任せてもらえて、楽しく仕事ができています。

KDDI 岡澤氏:私は官公庁向けに Webサービス開発をメインにクラウドや仮想化の設計をしていました。当時は、iPhone やクラウドが出始めた時期だったため、モバイルからクラウドまでを1社で開発ができるところに行きたいと考えるようになり KDDI に入社しました。入ってみて感じたのは、業務の範囲がとても広いということです。当初はアプリ、サーバーレイヤーの知識を活かしモバイルとクラウドをやりたいと思っていましたが、自分があまり詳しくなかったセキュリティ/ネットワークの設計などをやることになり、そのおかげで幅広いエンジニア知識を得られました。

auペイメント 相田氏:私は金融系のビジネスをやりたいと思っていて、当時「WebMoney」というインターネット決済サービスを提供していたauペイメントに興味を持って入社しました。インターネット専用の決済手段から、リアル店舗でも使えるようなサービスに発展したという点は自分の理想通りになったので、入社して良かったと思っています。

各社において重要となる「技術スキル」をエンジニア目線で教えてください

アイレット 小谷松:クラウドを利用して構築や開発を行なうスキルが重要だと思っています。アイレットでは、AWS と Google Cloud の資格取得を推奨しています。不合格になっても自己負担0円なので、何度でもチャレンジできる環境があります。技術を磨くことに関しては、手厚いサポートのある会社だと思います。また、技術を軸として社内外に貢献する社員を評価し、認定する「iretスペシャリスト認定制度」があり、技術を突き詰めることでもエンジニアとしてしっかりとステップアップできる環境が整っています。

KDDI 岡澤氏:先ほどもお伝えしましたが、KDDI では業務が幅広く、働き方がフルスタックに近くなるので、軸となる技術を1つ決めて取り組んでもらいたいと思っています。それに加えて、DX などのデータ活用に関する部分についても知識を深めてもらいたいですね。KDDI にはスキルアップを目的としたコミュニティが多くあり、活発に活動しているところは素晴らしいなと感じています。

auペイメント 相田氏:現代ではキャッシュレス決済が社会インフラになっているので、障害が発生して使えなくなると大きなニュースになります。そのため、特定の技術というよりはダウンタイムを発生させないための可用性や、お客様がストレスなく利用できる仕組みを追求していくことが必要になります。auペイメントでは、協業している会社の方などと技術情報を交換し合って部内で共有するという取り組みを行なっています。

auじぶん銀行 都木氏:auじぶん銀行では、案件をまとめるプロジェクトマネージャーや、アプリケーションエンジニアなど、様々な人材を必要としています。また、銀行にはシステムに詳しくない方も多くいるので、そういった人達と分かり合える言葉で話すことも大切です。研修については、eラーニングなどを用いて学べる環境があり、今後さらにデジタル人材育成のための施策も検討しています。

あなた自身が考えるこれからのエンジニアのキャリア像を教えてください

KDDI 岡澤氏:私は色々な経験をして偶発的にキャリアが形成されていますが、その時々で結果を出していくことが重要だと思います。そのためには、自分の役割を明確にしながら、自分で考えて進んでいくことですね。マネージャーになると新しい技術を追うことが難しくなりますが、常に先を考えて動いていくことが必要だと思っています。

アイレット 小谷松:僕自身も最近はマネジメント業務が多いですが、プログラミングはずっと続けたいと思っています。学んできたことをチームメンバーに共有して、全員で技術力向上に取り組んでいきたいです。

auペイメント 相田氏:エンジニアのキャリアは、技術を極めるのか、マネジメントをやるのかの二者択一とよく言われますよね。しかし、不確実性が高まっている現代で将来を予測することは難しいため、柔軟に物事を考えて、最良の選択をしていくことが大切だと思います。

auじぶん銀行 都木氏:新しい技術や考え方がどんどん出てきたりするなど、昔に比べて変化は激しいと思います。この目まぐるしい流れに置いていかれないように、技術/マネジメントという枠を超えて、自分たちが持っている技術で今何が実現できるんだろう、と常に考えています。これからエンジニアの方々は、我々が辿ってきたよりももっと楽しい環境で仕事していくと思うので、固定観念に縛られずに色々なことに挑戦して欲しいと思います。

まとめ

4社合同の会社説明会ということで、情報が盛りだくさんのイベントとなりました!エンジニアの皆さんにとって参考になる話がたくさん聞けたのではないかと思います。

エンジニアとして最前線で活躍されている方々でも、現在のキャリアを初めから意図していたわけではなく、目の前のことに全力で取り組んだ結果今のポジションに辿り着いたという話を聞き、柔軟に物事に取り組む姿勢は今後より重要になっていくのだろうと感じました。

今回紹介した中で、皆さんのやりたいことと一致していた会社はあったでしょうか?まだ明確になっていないという方でも、「この人、会社の考え方に共感できる」と感じた部分があれば、ぜひ採用情報をチェックしてみて欲しいと思います。

本記事で紹介した4社では、エンジニアを積極採用中です!

それでは最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

4社の採用情報

アイレット株式会社:https://www.iret.co.jp/recruit/job/
auペイメント株式会社:https://www.au-payment.co.jp/recruit/job/mid_career.html
auじぶん銀行株式会社:https://www.jibunbank.co.jp/corporate/recruitment/
KDDI株式会社:https://job.axol.jp/bw/c/kddi3/job/categories