【DSルール解説】1002751 – Disallowed Resources【CVE-2010-0425,CVE-2013-4824】
■ルール名
1002751 – Disallowed Resources
■ルールの説明
このDPIルールは、特定のWebサーバーリソースタイプへのアクセスを制限します。特定のリソースに対して例外を指定することもできます。
注:許可されていないリソースタイプと許可されたリソースを入力するための構成オプションが提供されています。
■脆弱性
主な脆弱性対象(他にもありますが詳細はリンク参照)
CVE-2010-0425の脆弱性について
「Apache HTTP Server 2.3.6 未満」が対象となります。
【CVE-2010-0425】
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2010/JVNDB-2010-001159.html
【CVE-2013-4824】
https://jvndb.jvn.jp/ja/contents/2013/JVNDB-2013-004636.html
■ルールにて設定できること。
【Disallowed extensions】
→検知する拡張子を指定できる。
デフォルトでは、以下の通り。
.exe
.dll
.bak
.old
.tmp
【Explicitly Allowed resources: (resources that are allowed even if their extension is in the disallowed extensions set eg. login.dll)】
→上記ブロックする拡張子ではあるが、部分的に許可したい場合、ここで指定できます。
デフォルトでは、特に設定はないです。
例:login.dllについては、本ルールで検知しないようにしたい場合は、本項目に追加することで除外が可能。
【推奨設定の検索対象か否か】
非対応
必要に応じてユーザサイドで手動で適用する必要があります。
【芋的見解】
上記の脆弱性が無ければ不要とも言えますが、
不要なリクエストをApacheなどに到達させたくない場合は適用しても良いと考えます。
元記事はこちら
「【DSルール解説】1002751 – Disallowed Resources【CVE-2010-0425,CVE-2013-4824】」