Auto Scaling Groupの設定変更は、「Auto Scalingで利用するAMIをアップデートしてみる」の記事で紹介したようにコマンドas-update-auto-scaling-groupで行うのですが、同様にタグも変更しようとするとエラーとなります。

タグの変更には専用のコマンドが用意されており、as-create-or-update-tagsで行います。

まずは、現状のタグを確認します。

   # as-describe-tags
   TAG  vpc-ag-1  auto-scaling-group  Name  vpc-ec2-1  true

そして、前述のコマンドでアップデートします。

   # as-create-or-update-tags --tag "id=vpc-ag-1, t=auto-scaling-group, k=Name, v=vpc-ec2-2, p=true"
   OK-Created/Updated tags

こちらを確認してみるとタグが変更されています。

   # as-describe-tags
   TAG  vpc-ag-1  auto-scaling-group  Name  vpc-ec2-2  true

因みに、オプション–tagで指定されている値の意味合いは以下になります。

  • id = Auto Scaling Groupの名前(resource-name)
  • t = auto-scaling-group固定(?)(resource-type)
  • k = タグのキー(tag-key)
  • v = タグの値(tag-val)
  • p = Auto ScalingがEC2起動時に同じタグをつけるか?(propagate-at-launch flag)

propagate-at-launch flagに関して、もう少し調査しておこうと思います。

こちらの記事はなかの人(suz-lab)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら