今回は、qmillログからメール送信の成功を確認する方法を紹介します。

mailサーバを運用している際に、お客様にメールが正常に送信されたかの調査依頼が来る場合があります。

そのような場合は、ログレベルで調査をすることが可能です。

メール送信成功時は、下記のようなログが残ります。
(hoge@hoge.co.jpから送信したとします。)

[root@hoge log]# grep -A 3 "from hoge@hoge.co.jp" qmaillog
Dec 7 01:36:58 qmail: 1323189418.189521 info msg 8462050: bytes 482 from hoge@hoge.co.jp qp 4103 uid 858
Dec 7 01:36:58 qmail: 1323189418.193328 starting delivery 3201955: msg 8462050 to remote hoge@hoge.jp

1行目が送信元アドレスで2行目が送信先アドレスとなります。

送信の確認を行う場合は2行目の「delivery」の後の数字で確認します。

[root@hoge log]# grep "3201955" qmaillog

Dec 7 01:36:58 qmail: 1323189418.193328 starting delivery 3201955: msg 8462050 to remote hasebe@cloudpack.jp
Dec 7 01:37:00 qmail: 1323189420.034985 delivery 3201955: success: 74.125.53.27_accepted_message./Remote_host_said:_250_2.0.0_OK_1323189420_o4si1084016pbn.262/

2行目に「250_2.0.0_OK」と表示されていますので、正常に送信されたことが分かります。

この調査はあくまでログレベルとなりますので、上記ログが確認できたとしても必ず送信が成功したとは限らないのでご注意ください。

こちらの記事はなかの人(be_hase)監修のもと掲載しています。
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