シンジです。Slackでは絵文字やプロフィール画像をユーザーが好きなように変えられますが、実はAdminであってもこれを統制することが出来ません。そしてSlackの仕様で、「画像利用時、特定の人に通知(メンション)が入る問題」が発生します。
社会人としてのリテラシーに頼るしか無い
プロフィール及び絵文字については、どんなに卑猥で違法な画像がアップロードされようが、検出できませんし、また、これがAdminであったとしても、強制的に変更させる方法がありません。組織系ツールですから、社風が反映されるとは思います。むしろあえて萌え萌えな画像でルール化する場合もあるかもしれませんがw
絵文字ハラスが出来る
特定個人を誹謗中傷する(自覚は無くても本人が嫌がる)ような絵文字を登録して使用することができます。極端に例えると、なんかとにかくひどい画像をアップロードして、登録名を「shinji」にして登録するようなイメージです。Slackでは、絵文字の登録は自由で、誰でも登録・削除ができます。しかし、変更や差し替えが出来ません。
絵文字の呼び出し名とアカウント名が被ると(完全一致すると)通知(メンション)扱いになる
Slackでは、絵文字を呼び出すときのおまじないとして、
:emoji:
コロンで囲う、こんな書き方をするのですが、実はここにアカウント名が完全一致で含まれていると、通知(メンション)扱いになってしまうという問題があります。例えば、
:shinji:
で、画像がアップロードされていたとすると、Slackのチャット文中に shinji と含まれている物は全て通知(メンション)扱いになります。これが、人気のある使用率の高い画像がアカウント名と被ると、余計な通知がたくさんその人に行ってしまうわけで、本来通知したいメッセージが隠れてしまいます。(本人が通知(メンション)がきても見なくなってしまう)
システム的に統制できないならルール化、社内統制するしかない
この問題については、事前の周知か教育、ルール化しか対策がありません。例えば絵文字を登録するときは
:icon_emoji:
:icon_shinji:
などのようなルール化をするといった方法が考えられます。 他にも良さそうな案があれば是非教えて下さい。
特に人の写真を使うときは気をつけましょう
その人が心の中では「嫌だなぁ」と思っているかもしれません。きちんと事前に確認しましょう。Slackを使う上で、絵文字ハラスが起きないように、注意して運用することが大事ですね。