⬛︎想定環境
- VPCがオンプレミス環境とVPN接続している。
- オンプレミス環境のネットワーク端末は、VPC内のWindowsサーバのみと通信が許可されている。
⬛︎実現したいこと
- Windowsサーバから複数サーバに対してping監視したい。
- ping監視はNagiosを利用したい。
⬛︎実現方法
- 複数端末にping監視を行うアプリケーションを利用する(ExPing)。
- 上記アプリケーションのログファイルをnagiosプラグインで監視する(check_log3)。
⬛︎設定手順
1. ExPing設定
1.1 ダウンロード
http://www.vector.co.jp/download/file/win95/net/fh376394.html
1.2 インストール
圧縮ファイルを解凍し、作成されたフォルダを任意の場所へ配置する
1.3 設定
1.3.1 exe起動
1.3.2 [対象]タグでping死活監視対象のIPアドレスを書く
(デフォルトで記載されているものは全て削除する)。
1.3.3 ping実行のパラメータを設定する
[環境]タグの[定期的に実行する]にチェックを入れる。
(その他は任意値を設定する。以下の設定例では1,000件pingしても1分以内に終わります)
1.3.4 ログ保存設定する
[オプション]->[環境設定]選択
[Pingのログを自動保存する]にチェックを入れる。保存先の設定は任意で。
1.3.5 実行する
1.3.6 OS起動時に実行されるように設定する
[スタート]->[管理ツール]->[タスクスケジューラ]選択でタスクスケジューラ起動
名前、説明に任意の文言を入力
[コンピューターの起動時]にチェックして[次へ]を押下する
[プログラムの開始]をチェックして[次へ]を押下する
[プログラム/スクリプト]にexping.exeをフルパスで入力
[引数の追加(オプション)]に’-R -H’を入力(起動時にタスクバーに表示されない状態でping実行する)
2. Nagios設定(check_log3)
基本的な設定は以下URLの手順参照。
http://blog.livedoor.jp/aloha_net/archives/45884624.html
ここではnrpe.cfgのコマンド定義設定のみ記載します。
command[check_log3]="C:nrpe_nt pluginsbincheck_log3.exe" -l C:exp133ExPing.log -s C:nrpe_nt pluginsbinexpr.seek -p "NG" -f C:nrpe_nt pluginsbinexpr.filter -c 1
pingがNG時には”NG”というキーワードがログに残るのでそれを検知キーワードに設定しています。
以上です。