はじめに

こんにちは。インフラエンジニアレベル1のf_prgです。
AWS NEW SERVICE MEETUPに参加してきました。
http://connpass.com/event/14014/
情報がいっぱいだったので、スライドが公開されたら追記したいと思います。

アジェンダ

時間 内容
19:15–19:20 オープニング・挨拶
19:20-19:40 ADSJ 今井雄太(@imai_factory)「Amazon Machine Learning」
19:45-20:05 ADSJ 辻義一(@tsuzy_)「Amazon Elastic File System」
20:10-20:30 ADSJ 渡邉源太(@gentaw0)「Amazon WorkSpaces Application Manager」
20:35-20:55 ADSJ 星野豊(@con_mame)「Amazon EC2 Container Service Updates」
21:00-21:20 ADSJ 西谷圭介(@Keisuke69)「AWS Lambda Updates」
21:25-21:50 LT(5分) × 5本
21:50-22:00 クロージング & 撤収

Amazon Machine Learning

訴求的分析とレポーティング、redshift, rds, s3, emr
即時の判断リアルタイム処理とダッシュボード kinesis ec2 lambda

機械学習とスマートアプリケーション

データ+機械学習=スマートアプリケーション

スマートアプリケーションの例

  • 分析
  • レコメンド
  • 興味

詐欺の検知
ターゲットマーケティング
変動予測
カスタマーサポート
などなど

機械学習の専門家が少ない
機械学習の仕組みを作り、スケールさせることは技術的に困難

Amazon Machine Learning

不正クリックの誤検知などをサービスとして提供

Amazonで使ってきたの内部テクノロジがベース
アルゴリズムは気にしなくてよい。
ニーズ

AWSデータエコシステムとのインテグレーション

redshift, rds, s3

取り扱い可能な問題とアルゴリズム

二項分類
 ロジスティック回帰
多クラス分類
 多項式ロジスティック回帰
回帰分析
 線形回帰

アルゴリズムのドキュメントが用意されている(Machine Learning Concepts)
http://docs.aws.amazon.com/machine-learning/latest/mlconcepts/

コンポーネント/手順

  1. Data Source 教師用/評価用データを準備
  2. ML Model 教師データからモデルを作成
  3. Evalution モデルの評価
  4. Prediction 評価の実施
    — バッチ予測
    — リアルタイム予測

DEMO

Amazon Elastic File System

ストレージサービスのおさらいと紹介

S3, EBS, Glaicer
EFS
NFS v4

EFSはシンプル

完全マネージメント型
既存のツールやアプリとシームレスに連携できる
NFS v4
容量で課金

EFSは柔軟

EFSはスケーラブル

ペタバイトまでスケール可能
IOPS性能は自動的にスケール
ファイルシステムのサイズにかかわらず、低レイテンシーを維持する
数千ものNFS接続が可能

VPC

セキュリティグループでの通信制御

データは複数のAZに保管される

どのAZからも同時アクセス可能

読み書きも全てのAZで整合性が維持される

課金体系

$0.30/GB・月

EFSは幅広いユースケースを想定して設計

コンテンツのリポジトリ
開発環境
ホームディレクトリ
ビッグデータ

CDP:NFS Sharingパターンが変わる

廃棄?

S3と比較すると

NFS v4
OS標準APIでそのまま利用可能なことが多い。

S3……$0.03 / GB + α(保存容量+リクエスト数)
EFS……$0.3 / GB

提供スケジュール

Limited Preview
US-West(Oregon)リージョンで夏頃に提供予定

そのほかの質問

VPC外からはマウントできない想定

Amazon WorkSpaces Application Manager

Amazon WorkSpaces向けのアプリケーションをデプロイおよび管理
AWS Marketplace for Desktop Appsの利用

デモ

インストーラが立ち上がらずGIMPをインストール

アプリケーションのアップロード

AWS Marketplace for Desktop Appsからのサブスクリプション

アプリケーションのパッケージ化

パッケージ用のIAMロールの作成
Amazon WAM Admin Studio 1.0のAMIを使う

アプリケーションの検証

Admin PlayerのAMIで検証をする
カタログからアプリケーションを選択してユーザーまたはグループにアサイン

アプリケーションのアップロード

アプリケーションの使用

月単位のサブスクリプションでデスクトップアプリが使える(MS Officeも可能)
Visual Studio Ultimateもある。

Amazon EC2 Container Service Updates

Amazon EC2 Container Service

コンテナ管理サービス
EC2クラスタ上のDockerコンテナを管理する

ECSの構成要素

  • Task Definition
    CPU、メモリ割当、Container間のLinkなど設定
  • タスク
  • コンテナ
  • コンテナインスタンス
    ECSコンテナエージェントが起動するEC2インスタンス
    ECSコンテナエージェントを導入できれば動作可能
  • サービス
  • ECSコンテナエージェント
    こいつもDockerコンテナ
    Docker hubで公開中(Apache 2.0ライセンス)
  • イメージ

簡単なクラスタ管理

agent経由で管理
死活監視
簡単にスケールできる(AMIより早い)

柔軟なスケジューリング

EC2インスタンスのリソースの空き状況や必要なコンテナ数などに応じて
自動的にコンテナの起動をスケジューリング
Apache Mesosとの連携

パフォーマンスに応じたスケール

分散アプリケーション
コンテナでプロおいの自動化や管理を簡単に
数秒で数千の起動が可能

セキュリティ

VPCのみで使用可能
各コンテナでのセキュリティはまだ未実装

ELBサポート
IAM RolesやSecurity Groupとのインテグレーションが可能
強力なAPI

ユースケース

サービスへの適用、CIやテスト、バッチクラスタ、開発環境、学習環境

サービスアップデート

ECS GAリリース

サービススケジューラ

Amazon ECS Console

CloudTrail対応

ECSの操作ログを取れる

Tips

ECSクラスタ リソース管理

ECS 現在の制限

Dynamic Port Mapping

その他

各コンテナにタグは触れない。

AWS Lambda Updates

クラウド上でイベントをトリガーに独自のコードを稼働させるComputeサービス

インフラの管理が不要

キャパシティ
スケール
デプロイ
耐障害性
モニタリング
ロギング
セキュリティパッチの適用

オートスケール

イベントのレートにあうようにLambdaが自動でスケールする
コードが稼働した分だけのお支払い

コード

Node.jsで書かれたコードを実行
コード内では
スレッド/プロセスの生成
バッチスクリプトや
/tmpのread/write

各種ライブラリも利用可能

細やかな料金体系

100msec単位の時間課金
リクエストに対する定額の課金
十分な無料枠
アイドル状態は一切課金なし

GA

デフォルトの制限がより大きく、
同時リクエストが100リクエスト
アカウント1secリクエスト数が1000
Invoke時のリクエストボディのサイズが6MB(緩和申請可能)
ストリームとファンクションが1:1からn:nに
東京リージョンではまだ未対応

AWS Mobile SDK for iOS
AWS Mobile SDK for Android
新しいInvokeモデル

同期的な呼び出しが可能

AWS Mobile SDKサポート
Invoke Event
Invoke RequestResponse

新しいイベントソース

Amazon SNS
 CloudWatchのAlarmトリガーを使える
Amazon Cognito
 Cognito Sync
 ゲームのステータスアップデート時に検証してレスポンスするようなことが可能

contextパラメータの変更

context.succeed
context.fail

contextのプロパティ

新しいパーミッションモデル

Execution Role
クロスアカウントアクセス
 別のアカウントのLambda Functionを使用できる。権限の設定は必要。

コンソールの改良

S3以外のイベントソースも設定可能

メトリクスの追加と変更

Throttle

まとめ

もりだくさんでした。

元記事はこちら

AWS NEW SERVICE MEETUPに参加してきました