NagiosではOracleのプラグインとして、check_oracleがあります。
しかし監視可能な項目は下記となり、実際にqueryを発行しての接続確認ができません。

check_oracle –tns
check_oracle –db
check_oracle –login
check_oracle –cache
check_oracle –tablespace
check_oracle –oranames
check_oracle –help
check_oracle –version

尚、MySQLのプラグインであるcheck_mysqlの場合、接続確認ができます。

そこで確認したところ、Oracleのqueryを発行しての接続確認ができるプラグインcheck_sql_queryがありました。
(Nagios Exchangeからダウンロードできます)

/usr/lib64/nagios/pluginsに配置した後、下記を自分の環境に合わせます。

79 export ORACLE_HOME=***
80 export PATH=***

コマンドは下記となります。

check_sql_query access_file query_file

access_fileの中身は以下になります。

USERNAME [ユーザネーム]
PASSWORD [パスワード]
CONNECTION_STRING [ORACLE_SID]

query_fileの中身は以下となります。

SQL_QUERY [select文]

接続確認が正常の場合、下記のようになります。

# /usr/lib64/nagios/plugins/check_sql_query access_file query_file
[OK] successful sql query execution | elapsedTime=1secs

こちらの記事はなかの人(cimacoppi)監修のもと掲載しています。
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