ようやっと新しいホイールが届いたので早く付けたくてウズウズしている streampack 木村です。
4Kライブをお手軽にやろうとすると、今まで実質 Wowza くらいしか選択肢がなかったのですが、MediaLive も 4K/UHD 配信に対応したので、以前試した下記の記事の Wowza を MediaLive + MediaPackage に変えて実験してみます。
【前回記事】ffmpeg でファイルから4K HEVC疑似ライブストリーミング
構成
Encoder (ffmpeg on EC2) -> RTP -> MediaLive -> MediaPackage -> Player
なんで MediaPackage を使うかというと、以前の案件で Wowza から 4K DASH を出していたから、今回も DASH ろうという魂胆です。
設定
MediaLive
Input
前回は ffmpeg から UDP MPEG-TS で投げてましたが、MediaLive では受けれないので、 RTP_PUSH
で取ることにします。
Channel
Output groups
をMediaPackage
に。
DASH 要らんわって方は S3 でも MediaStore でも良いでしょう。
3840×2180 UHD H.265 30fps で出力します。
ビットレートは10Mbps
MediaPackage
Endpoints
DASH とついでに CMAF も両方作ってみる
Encoder
Encoder は前回と同じく ffmpeg
今回は RTP で投げるので下記コマンドで。
ぐるぐる回すファイルの作成方法は前回記事で。
$ ffmpeg -re -stream_loop -1 -i hevcuhd.mp4 -c copy -map 0 -f rtp_mpegts -fec prompeg=l=5:d=20 rtp://xxx.xxx.xxx.xxx:5000
視聴
Mac で確認してみます。
左が Safari (CMAF)、右が VLC (MPEG-DASH) です。
4K ディスプレイでフルスクリーンにしてもキレイですよ!