PostfixからSESにリレー(stunnel編)PostfixからSESにリレー(postfix編)の記事でstunnelを間に挟む設定をしてきましたが、元記事となっているIntegrating Amazon SES with Postfixのドキュメントを再度確認してみると、To configure integration using STARTTLSでstunnelを使わない方法も紹介されていました。

まず、/etc/postfix/main.cfには下記を追加します。

relayhost = email-smtp.us-east-1.amazonaws.com:25
smtp_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_security_options = noanonymous
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/sasl_passwd
smtp_use_tls = yes
smtp_tls_security_level = encrypt
smtp_tls_note_starttls_offer = yes
smtp_tls_CAfile = /etc/ssl/certs/ca-bundle.crt

そして、/etc/postfix/sasl_passwdは下記のようにします。

email-smtp.us-east-1.amazonaws.com:25 [アクセスキー]:[シークレットキー]

後はsasl_passwdを反映し、Postfixを再起動することで、SESにリレーするようになります。

# postmap hash:/etc/postfix/sasl_passwd
# /etc/init.d/postfix restart

実際に利用するのは、stunnel使わない形になるかと思います。

こちらの記事はなかの人(suz-lab)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら