Amazon VPCには、DHCP Options Setという機能があり、これを利用することでAWSからのDHCPでDNSの情報等をEC2に提供することが可能です。

デフォルトでは下記のようになっており、DNSはAWSが提供するものとなります。

EC2(CentOS 6)では、下記のように起動時に設定されます。

# cat /etc/resolv.conf
; generated by /sbin/dhclient-script
nameserver 10.0.0.2

このDHCPが提供するDNS情報を変更するには、下記の様に新たにDHCP Options Setを作成し、VPCに適用する必要があります。

domain-name-serversの部分を8.8.8.8, AmazonProvidedDNSとすることで、DNS情報としてAWSが提供するものと、さらにGoogleのもの(8.8.8.8)をEC2に提供するようにしてみました。

DHCP Options Setが作成できたら、下記のようにVPCに適用します。
(DHCP Options Setをデフォルトのものから変更します)

そしてEC2のネットワークを再設定すると、下記の様にDNSサーバの設定に追加したGoogleのもの(8.8.8.8)も
反映されていることがわかります。

# /etc/init.d/network restart
# cat /etc/resolv.conf
; generated by /sbin/dhclient-script
nameserver 8.8.8.8
nameserver 10.0.0.2

こちらの記事はなかの人(suz-lab)監修のもと掲載しています。
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