Windows環境の場合、パスワードを設定することができる圧縮ソフトを利用することで、簡単にパスワード付きzipファイルを作成することができます。
同様にLinux環境でも、パスワード付きzipファイルの作成ができます。

はじめに、zipコマンドのオプションを確認します。

zip -h

-eを利用できることが分かります。

-e encrypt

実際にコマンドを実行すると、下記のようになります。

○sampleディレクトリをパスワード付きzip圧縮

[root@ip-10-150-175-70 1006]# zip -e sample.zip sample/
Enter password:
Verify password:
adding: sample/ (stored 0%)

○確認

[root@ip-10-150-175-70 1006]# ls
sample sample.zip

○確認のためsamleディレクトリ削除

[root@ip-10-150-175-70 1006]# rm -rf sample
[root@ip-10-150-175-70 1006]# ls
sample.zip

○sample.zip 解凍

[root@ip-10-150-175-70 1006]# unzip sample.zip
Archive: sample.zip
[sample.zip] sample/ password:
creating: sample/

○確認

[root@ip-10-150-175-70 1006]# ls -l
合計 8
drwxr-xr-x 2 root root 4096 8月 30 02:10 sample
-rw-r--r-- 1 root root 174 10月 6 10:16 sample.zip

こちらの記事はなかの人(be_hase)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら