こんにちは、デザイン事業部の長谷です。
今回は、私が日頃常用するFelo及びAI検索についてご紹介します。
最近だとChatGPTの”deep research”が話題になっていますが、細かい差はあれどdeep researchもFeloもAI検索に属するツールなので、興味がある方はぜひご覧ください!
目次
- AI検索とは
- Feloとは
- Feloでできること
- まとめ
AI検索とは
AI技術を活用した新しい形の検索システム
従来
従来の検索には、GoogleなどWebブラウザ・検索エンジンを利用します。
仕組みとしては、主な特徴は以下です。
- キーワードの一致を基に情報を探す
- 結果をリスト形式で表示する
- ユーザーが関連情報を自分で探して理解する必要がある
例
「東京 おすすめ ラーメン」というキーワードで検索
→ ラーメン店のリストが表示される
AI検索
AI検索では、FeloやPerplexity、Genspark、GPTSearchなどAI検索ツール及び、AI機能を導入したアプリなどを利用します。
特徴としては以下です。
- 質問の意図を理解して回答する
- 自然な会話形式でやりとりができる
- 複数の情報源から関連情報を統合して要約する
- より文脈に沿った、個人化された検索結果を提供する
例
「東京で、辛めで野菜たっぷりのラーメンが食べたいんですが、予算は1,000円くらいでおすすめはありますか?」
→ 予算、好み、場所などの条件を理解し、最適な選択肢を提案してくれる
ただし、AI検索において以下には注意。
- 答えが完璧でない場合もある(これは従来の検索も同じ)
- 情報の正確性は必ず確認する必要がある
AI検索は便利なツールですが、従来の検索エンジンと組み合わせて使うことで、より効果的な情報収集が可能になります。
また、雑な文章でもうまく解釈してくれるのがAI検索の強みですが、「どのようなことを調べるべきか」「どのような聞き方をしたらいいのか」を考えた方が、AIも解釈しやすいと思うので心掛けることが重要かもしれません。
AI検索 = 従来の検索エンジンよりものすごく高IQな作業者と一緒に調べ物を行うイメージ
Feloとは(Felo自身に聞きました)
Felo自身の回答
Felo AIは、日本発の多機能AI検索エンジンであり、情報検索や整理、プレゼンテーション作成など、幅広い用途に対応する革新的なツールです。
無料でも試せるので、興味がある方はぜひお試しください。
百聞は一見にしかずです。
従来のGoogle検索に慣れている人ほど、新感覚だと思います。
Feloでできること
主に検索周りを網羅的に効率化できます。
検索・分析
HOME画面はこんな感じです。
入力欄(検索欄)がありつつ、検索にまつわる各種選択ボタンがあります。
ちなみに検索フィルターボタンを押すと、様々な形式で検索することが可能です。
Xや論文に絞った検索も可能です!検索代理機能については後ほど紹介します!
また検索時の使用言語は、ユーザー設定画面で選択できます。私の場合、UIは日本語で、回答言語は自動検出にしています。また言語とは無関係ですが、使用するAIモデルも選択できます。
実際に検索をしてみると以下画面になります。
Pro Search + ディープサーチの組み合わせで検索する場合は、与えられたタスクに対して推論を行い、回答が生成される流れになります。
この場合の推論とは、一般的に知られている演繹法 + 帰納法 + アブダクション(仮説形成)などの方法を併用したような形式で行われます。
一言でまとめるとできるだけ人間のように深く多面的に考えるという感じです。
画面内の他要素に目を向けると、右側に検索に使用されたソース一覧が表示されます。
また、右上にプレゼンテーション生成ボタンがあり、クリックするとスライドを自動生成できます。
スライド自動作成
以下スライド自動生成の様子です。
一度スライド生成後はCanvaにエクスポートして編集も可能です。
検索結果画面の下部には関連キーワードがあり、これをクリックするとフォローアップ検索を行えます。また、回答結果をマインドマップ化したりNotionに保存することも可能です。
マインドマップ
マインドマップは以下のように作成される。(デザインは複数テンプレからカスタム可能)
検索代理機能
検索代理機能も先日実装されました。
タスクのテンプレートも用意されている他、自分でもカスタムすることができます。
※この機能はいわゆるAIエージェントというものに該当すると思います
※AIエージェント=特定の目的を達成するために自律的にタスクを遂行する機能
自分でAI検索エージェントを作成することもできます。
作成する目的を入力するとエージェントの詳細については自動で考えてくれます。
目的に沿った検索ステップを自動で提案してくれます。
この段階でステップを編集することも可能です。
この検索代理機能を使用するとステップに沿って、連続で自動検索(Pro Search)を行ってくれるので通常の検索に比べてかなり大量のソースに基づいて検索してくれます。
まとめ
今回は、AI検索とFeloについて取り上げました!
最近重視されるタイパ・コスパを高レベルで実現できる驚愕の技術ですが、1つ1つのステップは普段人が行なっている思考方法な気がします。そう考えると、個人が持つ思考力などもやはり重要なのではないでしょうか?
AIで効率良く情報収集しながらも、素の思考力や推論力なども落とさないようにしっかり磨いていきたいと思います!
本記事を読んでいただきありがとうございました!