AWS WindowsでEC-Cube稼働までの道~2.XAMPPをインストールする所までいきました。
今回はそれを外部からも表示できる設定をしたいと思います。

ポイントは2点。

  1. AWS EC2のSecurity Groupsの設定
  2. Windowsファイアーウォールの設定

まず1点目。
AWS Management Consoleにログインした後、立ち上げたインスタンスのSecurity Groupsがどれかを確認して、
左側メニューから「Security Groups」=> 対象のグループ名をチェック => 表示されたメイン部分の
「Inbound」タブをクリック

この一覧に80(HTTP)が表記されていない場合、外部からのHTTPアクセスは出来ないので、
新しいルールを追加します。

[Create a new rule] HTTP
[Source] 0.0.0.0/0 ※特にアクセス制御がない場合

「Add Rule」ボタンをクリックして追加し、「Apply Rule Changes」ボタンを押して設定を反映させましょう。

次に2点目のファイアーウォールの設定。
コントロールパネルから「Windows ファイアウォール」を選択します。

ファイアウォールを無効にする訳にはいきませんので、80番ポートだけ空けておきましょう。
「設定の変更」リンクをクリックすると、ダイアログが立ち上がりますので、「例外」タブをクリックします。

「ポートの追加」ボタンを押すと、以下のダイアログがさらに立ち上がりますので、
以下のように入力してOKボタンを押します。

これで晴れてWebサーバの外部公開設定は完了です。
外部のPCブラウザからURLを入力して

http://(Public DNS)/index.html
※index.htmlを付けないと、デフォルトインストールされたページは外部非公開のページを
表示しようとしてエラーになります。

が表示されれば完了です。
次回は本題のEC-Cubeのインストールにとりかかりましょう。

※この記事は、なかの人(piro556)が書いています。