そろそろ、CentOS 6.0のAMIを作成しようと思っているので、事前に、本家のRHEL-6.1を少し触ってみました。

AMIはredhatから下記のように用意されています。
(価格はAmazon EC2 Running Red Hat Enterprise Linuxの通り他の無料Linuxより割高となっています)

早速ログインしてみると、確かにRHEL-6.1で、カーネルは2.6.32です。

# cat /etc/redhat-release 
Red Hat Enterprise Linux Server release 6.1 (Santiago)
# uname -a
Linux ip-10-150-178-26 2.6.32-131.0.15.el6.i686 #1 SMP Tue May 10 15:42:28 EDT 2011 i686 i686 i386 GNU/Linux

EBSは1つ(/dev/xvde1)で、_/ のラベルが付いています。

# ls /dev/xvd*
/dev/xvde1
# e2label /dev/xvde1 
_/

/etc/fstabは下記のようになっており、ルートのファイルシステムがext4であることがわかります。
(xvda2、xvda3は上記の通り存在しないので有効になっていません)

# cat /etc/fstab 
LABEL=_/   /         ext4    defaults        1 1
/dev/xvda2 /mnt      ext3    defaults,context=system_u:object_r:usr_t:s0  0 0
/dev/xvda3 swap      swap    defaults        0 0
none       /proc     proc    defaults        0 0
none       /sys      sysfs   defaults        0 0
none       /dev/pts  devpts  gid=5,mode=620  0 0
none       /dev/shm  tmpfs   defaults        0 0

さらに、カスタムカーネルを利用しており、/boot/grub/menu.lstは、以下の通りになります。

# cat /boot/grub/menu.lst 
default=0
timeout=5
splashimage=(hd0)/boot/grub/splash.xpm.gz
hiddenmenu
title RHEL6.1-20110510.1-Server-i386-starter-ec2 (2.6.32-131.0.15.el6.i686)
        root (hd0)
        kernel /boot/vmlinuz-2.6.32-131.0.15.el6.i686 ro root=LABEL=_/ 
        initrd /boot/initramfs-2.6.32-131.0.15.el6.i686.img

そして、下記のようにEBSを/dev/sdb1で追加してみると、

下記の通り、/dev/xvdf1として認識されています。

# ls -1 /dev/xvd*
/dev/xvde1
/dev/xvdf1

つまり、

sda1 -> xvde1
sdb1 -> xvdf1

とマッピングされていて、少し驚きました。

こちらの記事はなかの人(suz-lab)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら