本日は、AWSのパートナー商品を紹介してみたいと思います。。
今回は、クラウド環境を利用してダイナミックアプリケーションにも対応するキャッシュ製品 aiCache です。
aiCacheはAWSおよびRackspaceに対応しており、AWSのSolution Providerのひとつです。
Solution Providerの紹介文を読んでみると、アプリケーションサーバーのフロントにaiCacheを入れることで、
以下のような効果を得ることができるとあります。
- コスト削減
- アプリケーションをスケール
- システムの安定稼働
上記だけだと、とても普通のサービスに思えますが、
EC2向けにはAMIが準備されており、利用料はAWSの従量課金に上乗せする形になっているようです。
製品の特徴を少し読んでみると、
○Geo-Scale(地理的分散)
- コード修正無しに、スピード10倍、トラフィック10倍
- セッション管理の負担は無し(SSLターミネーション含む)
- 地理的なトラフィック分散配信(リアルタイム情報アップデート・レポート付き)
- 最大で250,000HTTPリクエスト/秒の性能
- 15000セッション/秒環境下において2Gbpsを超えるHTTPターミネーション機能
- ユーザー独自のエッジアプリや統計結果・リアルタイムレポートなども提供
- Global DNSと連動して地理的トラフィックルーティングもサポート
- 業界で最も進んだDDoSプロテクション
- アプリケーションファイアウォールによりURLベースで攻撃を排除
- PCI準拠のソリューションによりトランザクションを保護
- URLベース以外にも、IPレンジ、ホワイトリスト、インターバルスロットルなどの設定が可能
- 最後の手段としてRTATC (Reverse-Turing Access Token Control)を用意(ロボット排除のしくみ)
- 200以上の項目をリアルタイム監視(アラートの仕組み付き)
- HTTPストリームをバックエンドリソースの状態に応じて最適に配分
- サードパーティAPIのコントロール
といったキャッシュソリューションを提供しているようです。
内容を見ているだけでは分からないので、続きは試用してみてからにしたいと思います。