ナスです。

久しぶりに技術的な話を書いたような気がします。
 

既存の VPC に、CIDR を追加できるようになりました。
Amazon Virtual Private Cloud (VPC) now allows customers to expand their existing VPCs

ドキュメントはこちらです。(今回はちゃんとドキュメント読んだ

Get started with Amazon VPC by creating a VPC and subnets.

docs.aws.amazon.com

本当にできるのか確認してみました。

追加してみる

実際に AWS のコンソールから見てみましょう。なにやら「CIDR の編集」ってのがありますね。

「IPv4 CIDR の追加」ボタンがありますね! このボタンを押して CIDR レンジを入れていけるようです。

制限もある

同じ VPC の中には、5 つの CIDR しか作れません。上限緩和申請はできます。

最初の 1 オクテット目が異なる CIDR は同じ VPC 内に作成できません。これはどうにもなりません。

複数の CIDR がある VPC は、こんな風に表示されます。

お、いいアップデートやな、と一瞬だけ思いましたが、よくよく考えると CIDR を追加しないといけない場面ってどんな場面?って思ってしまいました。AWS だけで独立して稼働しているシステムならともかく、データセンター等にVPN等で接続してるような環境だとサブネット設計はちゃんとしてるでしょうから、あんまり CIDR 追加することはないかなーと思ってます。

元記事はこちら

VPC に CIDR を追加できるようになりました [cloudpack OSAKA blog]