「インフラエンジニアって響きはかっこいいけど、難しそう…」
「IT業界って未経験だと厳しいんじゃないかな…」
皆さん、そう思っていませんか?(私は思ってました..)
確かに、インフラエンジニアは専門知識やスキルが必要とされる仕事です。 しかし、アイレットなら、業界未経験からでもエンジニアとして活躍することができます!
今回は、アイレットのMSPによく寄せられる質問について、FAQ形式で詳しくお答えしていきます。
そんな私も業界未経験からアイレットに転職をした1人です。転職を考えている人には有用な情報も多いのでぜひお付き合いください!(参照:コロナ禍の危機から転身!元ホテルマンが見出したITインフラエンジニアとしての未来)
そもそもMSPとは?
そもそもの話でMSPとは何なの?の説明だけ先にさせてください。一般的に「MSP」とは以下のように定義されます。
マネージドサービスプロバイダー(Managed services provider, MSP)は、情報技術(IT)サービスプロバイダーであり、企業システムの運用・監視などを請け負う事業者のことである。
簡単に言えば社内メンバーだけでシステムを全て管理するのはなかなか厳しいよね(夜中にトラブルで叩き起こされる..)それをアイレットに依頼することで24/365でシステムの状況を代わりに監視します!という話です。
質問1:業界未経験とはどのレベル?
MSPの募集要項に記載のある「業界未経験者」については、IT業界・エンジニア職として勤務経験がない方を「業界未経験者」と定義しています。最近ではITスクールに通って学習を進める方に加えて、独学で学習やAWSなどの資格を取得して応募される方も多いです。
質問2:入社できたとしても通用するようになるの?
未経験でも本当に大丈夫?
「未経験でも大丈夫!」そう言われても、「本当に通用するのか不安…」と思いますよね。
確かに、入社直後は覚えることも多く、環境に慣れるまで苦労するかもしれません。しかし、1ヶ月もすれば、ほとんどの人が環境に慣れ、研修システムを通して順調に成長していきます。そして安心してください!MSPメンバーの大半が業界未経験からのスタートです。皆さんの不安な気持ちは、私たちが一番理解しています。
未経験者でも安心の充実した研修
Google Classroomを使った研修で、MSP業務に必要な知識を3~3.5ヶ月で習得できます。研修内容は、アラート対応、お客様からの問い合わせ対応、作業対応など、MSPの一次運用の業務に沿って構成されているので、実践的なスキルを身につけることができます。
質の高い研修
配属されたグループのメンバーが先生となり、進捗管理やフィードバックを行うことで、質の高い研修を提供しています。また、Classroom導入により、研修の脱属人化、教育品質の向上、拠点に関係なく研修を実施することが可能になりました。
継続的な学習
研修後も、周りのメンバーに相談しやすい環境があり、常に学び新しい知識を身につけたり、できることが増えていく楽しみがあります。
参照:未経験からでも安心の研修体制 GoogleのClassroom使ってみた!
質問3:シフト勤務って具体的な時間はどんな感じ?
アイレットのMSPチームでは、24時間365日体制でお客様のシステムをサポートしています。そのため3交代制のシフト勤務となりシフトの時間帯は以下の通りです。
- C勤務: 8:00〜17:00
- B勤務: 14:00〜23:00
- D勤務: 23:00〜8:00
夜勤もありますが、子育て中のメンバーも多数活躍しています。
参照:MSPで子育てをしながらも夜勤ありのシフト勤務という働き方
質問4:チームや職場の雰囲気は?
MSPチームのメンバーは、20代から30代が中心です。男女比は男性8割、女性2割ほどです。(二次運用・テクニカルサポートチームも含みます)「40代やアラフォーになると難しいのかな…」と不安に思う方もいるかもしれません。でも、大丈夫!実際に私は39歳でアイレットに入社しましたし、他にも40代のメンバーがいます。年齢よりも「何ができるか」という点の方が重視されるので、心配はいりません。
参照:未経験からインフラエンジニアに挑戦 〜最強のジョブチェンジ環境がここにある〜
質問5:リモートワークはできないの?
MSPの運用環境があるため、勤務地は大阪オフィスか東京オフィスのいずれかになります。ただし、ステップアップしてMSP内部でテクニカルサポートや二次運用に異動すれば、シフト勤務ではなくなりリモートワークも可能になります!
リモートワークが中心の世の中ですが、出社にも多くのメリットがあります。特に、慣れない時期や研修中は、近くに同僚がいる環境で働く方が安心感があり、スムーズに業務を覚えられるでしょう。
また、シフト勤務(出社)はデメリットに見られがちですが、アイレットではMSPにシフト手当が支給されます(これは大きな魅力ですよね!)
質問6:MSPの業務は具体的にどんなことをしてるの?
MSPでは、大きく分けて以下の3つの業務をメインに行っています。メインは「監視」になりますが、並行して「運用保守」「サポート対応」の業務もやっています。
1. 監視
- PagerDuty、New Relic、Datadogなどのツールや社内システムを使って、お客様のシステムを24時間365日体制で監視しています。
- 異常を検知したら、アラートに基づいて対応します。
- 手順書に従って一次切り分けを行い、必要があればお客様や関係部署に連絡します。
- 状況に応じて、再起動や設定変更などの対応も行います。
2. 運用保守
- お客様からの依頼に基づいて、AWSのサービスからOS、ミドルウェアまで幅広く対応します。
- パッチ適用、セキュリティ設定変更、リソース増強、データベースのバックアップなど、様々な作業を行います。
- 運用設計やインフラの設計・構築なども行います。
3. サポート対応
- お客様からの問い合わせに迅速かつ的確に対応し、問題解決を支援します。
- 生成AIを活用したFAQシステムなどを利用して、お客様の質問に答えます。
- 必要に応じて、担当部署にエスカレーションします。
MSPのメイン業務となる「監視」についてはわかりやすく説明した動画をご覧ください。
参照:24/365運用業務を支える MSP 〜クラウド運用業務に必要なもの〜
質問7:監視って、いわゆる手順に沿った対応だけじゃないの?
アイレットの監視業務はひと味違う!
「アラート(インシデント)が発生したら手順書に沿って作業するだけ…」
「監視業務って、そんな繰り返しの毎日じゃないの?」
そう思っていませんか? アイレットMSPの監視業務は、そんなイメージとは違います!
ただアラートに対応する受け身の姿勢ではなく、New RelicやDatadogなどの監視サービスを駆使して、「問題発生を未然に防ぐ」という「オブザーバビリティ」の考え方が主流になっています。
従来のインフラ監視に加えて、システム全体を可視化する「可観測性」へのニーズが高まっているお客様に対応するためです。また、アイレットでは、発生するアラート全体の約80%は自動処理で対応しているので、MSPが対応するのは残り20%のアラートのみです。
自動化によって、MSPはより高度な業務に集中することができます。
参照:cloudpack MSP #超・進化オブザーバビリティとは何か?
参照:キーワードは「自動化」「生成 AI」「内製化支援」cloudpack が MSP の新しいスタンダードをつくる
質問8:生成AIはMSP業務に使ってるの?
色々なSaaSから様々な生成AIが提供されており、MSPでももちろん活用しています。アラート検知後の対応としてNew Relicなどの監視ツールの生成AIを活用して原因を追求したり、PagerDutyなどのインシデント管理ツールの生成AIを実験的に活用したりと常に新たな挑戦を続けています。
生成AIとMSPの今後のお話(可能性)については、参考にAWS re:inventのセッション情報をぜひ参考にご覧ください。
参照:【AWS re:Invent 2024】生成AI で MSP を進化せよ! [PEX201]
まとめ
いかがでしたか?今回取り上げたFAQについてはよく寄せられる質問をベースにしたものになります。より詳しくアイレットのこと、MSPのことを知りたい!という方はぜひカジュアル面談でご連絡ください(採用とはまた別のカジュアルなオンライン面談なのでご安心ください)!現場の担当者が実際にオンラインで皆さんの質問にお答えします。
募集要項:【MSP(運用・保守・監視)】東京or大阪週5出社/未経験者歓迎★AWS,Google Cloudパートナー★
それでは、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています。