こんにちは。2022年4月よりクラウドインテグレーション事業部MSPセクションでサポートエンジニア(一次運用)として勤務している兼業主婦です。

共働き家族3人暮らしで小学校低学年の子供が1人。
夫婦の両親は遠方に住んでおり協力を得られない中、夜勤ありのシフト勤務(出社)を両立しております。
アイレットのMSPとして勤務して感じたメリット・デメリットなどをお伝えできればと思います。

MSPとは

職務内容
cloudpackでは、お客様の代わりにサーバーの監視・運用・保守を行うことで、お客様の負荷を軽減しています。MSPでは、その監視運用保守サービスの要でもある以下の業務を行います。

一次運用
お客様のサーバで異常が発生し、アラートを受け取った際に、お客様へのご連絡や、復旧作業を行います。私が勤務しているのがこの一次運用になります。

二次運用
お客様からのご依頼に基づき、運用代行作業を行います。各種AWSサービスのレイヤーからOS・MWまで幅広い範囲の作業を行います。

仕事の魅力

  • MSPはcloudpackのサービスの第一線です。お客様に一番近い位置でお客様の困り事への応対や、異常時のエスカレーションなどを行います。システム運用サポートとしてトラブルシューティングやお客様応対の力が身につきます。
  • 社内の様々な部署とコミュニケーションを取ることで、cloudpackのサービスが「現場でどのように動いているのか」約10,000台のサーバーを運用するサービス提供側の視点を身に付けることができます。
  • 将来的に二次運用や設計・構築業務に携わりたい方は、活躍できるスキルがMSP業務を通して習得可能です。
  • 最初は一次運用業務がメインとなり、二次運用や設計・構築といった業務にも徐々に携わることが可能です。より専門性を高めたり、マネジメントに従事したり、様々なキャリアアップの道が選択可能です。(目安2〜3年程度)※キャリアパスの用意あり。

MSPのシフト勤務時間
セキュリティルーム対応があるため基本的に出社し、3人体制で業務をこなします。

勤務 勤務時間 監視業務
C勤務(早番) 08:00 ~ 17:00 08:00 ~ 15:00
B勤務(遅番) 14:00 ~ 23:00 15:00 ~ 23:00
D勤務(夜勤) 23:00 ~ 08:00 23:00 ~ 08:00
M勤務(日勤) 10:00 ~ 19:00

参照:https://hrmos.co/pages/iret/jobs/0001002

前職について

私は前職、看護師として2交代制の12時間シフト勤務をしてたことがあります。サービス残業ありで12時間優に超えて勤務しておりました。
基本的に年中人手不足で休み希望を出すことは難しく、子供が体調不良の場合も仕事を休むことが難しい環境でした。
ちなみに看護師の年間休日は 一般的に110日ほどと言われております。弊社の年間休日数は120日以上となりますので、看護師の平均年間休日と比較すると約10日も休日が多いのです!

さらに前職では有給取得が難しい状況にありましたが、弊社では有給が取得しやすい環境にあります。
参照:https://www.iret.co.jp/news/20200323.html

小一の壁

そもそも小一の壁とは

共働きやひとり親世帯において、子供の小学校入学を期に、仕事と育児の両立がむずかしくなること。親の退社時間まで子供を預けられる施設がみつからなくなったり、保護者の負担が増えたりすることにより、働き方を変えなければならないような問題が生じること。

を指します。
参照:https://kotobank.jp/word/%E5%B0%8F1%E3%81%AE%E5%A3%81-192259

子供が小学校に入学すると、保護者が参加するイベントが多くなります。
保育園に預けていた頃は延長保育などもありましたが、小学校入学と共に子供の帰宅時間が早まります。
放課後、子供の預け場所として学童などを利用することも可能ですが夏季・冬季休みに学童を利用する場合は給食が出ない期間になりますので、給食が始まるまでの約一ヶ月ほどはお弁当を持参することになります(これが意外と大変です)

さらに登校前の旗持ち、PTA活動、習い事、毎日の宿題、授業参観や面談などの学校行事、子供の受診、子供の友達の親御さんとの付き合いなどなど・・・
子供の様々行事があるなか両親に頼らず夫とやりくりする場合、
土日休みですと、平日にお休みを取るために有給を使用すると、あっという間に使い切ってしまいます。この状況が6年間も続くことを考えた時、働く環境を考えるきっかけになりました。

シフト勤務のメリット

平日に自由な時間がとれる
平日にお休みを取れるため有給を消化しなくとも学校行事に参加することができます。

日勤よりも給料が高い

労働基準法第37条4項で、午後十時から午前五時まで(厚生労働大臣が必要であると認める場合においては、その定める地域又は期間については午後十一時から午前六時まで)の間において労働させた場合においては、その時間の労働については、通常の労働時間の賃金の計算額の二割五分以上の率で計算した割増賃金を支払わなければならない。

と定められておりますので日勤よりも給料が高くなります。
参考:労働基準法第37条4項

また、弊社ではシフト勤務手当が設定されております。
https://www.iret.co.jp/recruit/benefit/

残業時間が抑えられる
シフト勤務のため、業務時間内に終わりそうにない業務(個人タスクを除く)においては次のシフト勤務者へ引き継いで実施してもらう場合もあります。

罹患した場合などにシフト調整が可能
自己管理をしていてもコロナ感染症などにかかりお休みを取らざるを得ない状況があると思います。
シフト勤務の場合は上長が勤務調整をしてくれます。
また、弊社では新型コロナワクチン接種に伴う特別休暇が取得できるため、ワクチン接種取得のためにわざわざ有給を使用する必要がありません。
参照:https://www.iret.co.jp/news/20210622.html

シフト勤務のデメリット

家族や友人と休みが合わせづらい
MSP一次運用は土日祝が固定休みでなく、シフト制のため友人や家族と休みが合わせづらいといったこともあります。
ただし、事前にシフト希望が出せますので事前にスケジュールを立てて調整することが可能です。

不規則な勤務で生活リズムが崩れやすい
食生活の乱れや、体内リズムの乱れ、その他夜勤がさまざまな疾患リスクを上昇させると言われています。

出社のメリット

  • 技術や知識を体感できるため学びに繋がる
  • 体を動かす時間が増える
  • コミュニケーションの機会が増える
  • 休憩時間に雑談することで笑う機会が増える

笑いは健康に繋がるという報告があります。テレワークでコミュ二ケーション不足になりがちですが、皆さん笑う機会は減っていませんか。
参考文献:https://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/files/public/1/15165/2016052721104654679/017_1_001_008.pdf

出社のデメリット

  • 話しかけられることで作業が中断してしまう
  • 通勤に時間がとられる
  • 体力を使う
  • 感染症に罹患するリスクが増える

ちなみに弊社ではMSPを除き、基本的に在宅勤務となります。
子育てをしていると、通勤に時間をとられるのが難点かなとは思います。しかし、前職の看護師は出社勤務であったことや、出社することで実際に指導していただける機会が増えるため、それほどデメリットには感じておりません。

最後に

正直、共働きをしながら子育てを両立するのは大変だなと日々感じております。
子育て中の皆様いつもお疲れ様です。
そしてMSPの皆様、いつもご指導いただきありがとうございます。

シフト勤務・出社のメリット・デメリットがそれぞれあるかとは思いますが、自分のスキルや環境に合わせた働き方が出来るのが弊社の魅力ではないかと思います。

また、育休復帰後の「働き方」に関しては過去にまとめていますが、とても働きやすい環境が整備されています。

  • 男性の長期育休取得者増!〜育休から復帰したらアイレットがパワーアップしていた話〜
    https://iret.media/57012

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