cloudpack の 自称 Sensu芸人 の かっぱこと 川原 洋平(@inokara)です。
はじめに
普段使っている仮想サーバー等のネットワーク的な性能をお手軽に知りたいなあと思ったので netperf というツールを使ってスループットの計測をしてみました。
netperf はスループット以外にもレイテンシも計測出来るなかなかイカしたツールです。
こんな感じで…
計測のイメージ
ざっくりとしたイメージです。
netperf パッケージには netperf 以外に netserver というパッケージが同梱されており、netperf は netserver に対してリクエストを投げてそのスループットを計測することになります。
サーバーの起動
- サーバーを 2 台起動する
- 今回は Amazon Linux を利用します
netperf のインストール
yum install netperf
簡単ですね。
対向のサーバーにて netserver を起動する
netserver
netserver を起動すると 12865 ポートで listen されます。
netperf コマンドの実行
netperf を実行します。
netperf -f M -H xxx.xxx.xxx.xxx
オプションとしては…
- -f はフォーマット(単位)で M を指定しているのでメガ
- -H で対向のホストを指定
となります。
実行後、しばらくすると…
スループットが実行されました。
まとめ
今回やったこと
- netperf をインストールしました
- スループットの計測を行いました
注意点
- 計測は何度(10 回程度)か行って平均値を取ると良いと思います
- また、二台のサーバーが直接つないでいるのか、複数のネットワーク機器を介しているのか等環境に応じて結果が異なることがありますので、計測結果はあくまでも参考値として見ておくほうが良いのかなと思います!
以上、小ネタでした!
元記事はこちら