Arduino IDEは通常GUIで使用するが、バージョン1.5.0以降はCLIモードも提供されている。
似たものとして以下で紹介したarduino-cliもあるが、このArduino IDEのCLIモードは新たなモジュールをインストールすることなく純粋にArduino IDEをCLIで使えるのでより手軽に利用できる。
以下、使用方法を示す。
スケッチのコンパイル
--verifyオプションにソースファイル名を指定する。
% arduino --verify test.ino
スケッチのコンパイル & Arduino転送
--boardオプションでArduinoボードの種類を「package:architecture:board」の形式で指定する。Arduino UNOであれば以下のようになる。また--portにて母艦側の接続ポートを指定する。
% arduino --board arduino:avr:uno --port /dev/ttyACM0 --upload test.ino
搭載メモリや接続スピードなどのボード固有の情報はArduino IDEをインストールしたディレクトリ配下のhardware/arduino/avr/boards.txtに記載されている。
参考サイト
- Arduino(Wikipedia)
- Arduino技術情報(Qiita)
- Arduino関連情報(Device Plus)
- Arduino記事一覧 (Think IT)
- エレクトロニクス豆知識(ROHM)