既存のプログラミングスクールでもなくMaker系のスクールでもない、ハードやソフトの垣根を越えて「つくり出す」ことを主眼に置いたプロトタイピング専門スクールの「ProtoOut Studio」が今年開校します。

今日はその開校説明会に行ってきました。

スクールの内容や目的については以下などを見ていただくとして、これは僕がいつも自分のコミュニティの運営を通して感じていることを具体的に解決してくれる一つの方法だと感じました。

僕が主催しているのはArduino(アルデュイーノ)というマイコンボードが好きな人のためのArduinoファンというコミュニティで、ハードウェアエンジニアやソフトウェアエンジニア、また非エンジニアのかたも多くいらっしゃいます。

それぞれの領域のエンジニアであれば普通にやっている以下のようなことでも、そうでないかたは基礎から学ばないといけないため学習コストが非常に高くなってしまいます。

ハードウェアエンジニア

⦿必要な部品のデータシートを読む
⦿基板を設計して部品を実装する(はんだ付けあり)

ソフトウェアエンジニア

⦿アルゴリズムを考える
⦿プログラミングをする

「何かを作りたい」というのが元々の目的であったはずなのに、基礎の勉強があまりにも大変なので途中で挫折してしまうこともしばしばです。

また必要な知識が広範囲に渡っているため何から手を付けていいか分からないことも多く、なにかしらのガイドが必要だろうと思っています。

僕のコミュニティでは初めてArduinoに触るかた用に以下のような簡易的な資料を用意していたりしますが、やはりしっかりとしたカリキュラムを組んである程度の時間をかけて学んでいくにはスクール方式がいいと考えています。

今回開校する「ProtoOut Studio」は講師陣も豪華なのでとても可能性を感じています。興味のあるかたはぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。

関連情報

  • granica (スクールの会場となるアビダルマ株式会社が運営する体験・開発スペース)
  • dotstudio株式会社 (共同代表の菅原のびすけさんが経営するIoTベンチャー)
  • IoTLT (共同代表の菅原のびすけさんが主催している日本最大級のIoTコミュニティ)
  • Mashup Awards (共同代表の伴野智樹さんが理事を務める日本最大級の開発コンテスト)

元記事はこちら

プロトタイピング専門スクール「ProtoOut Studio」2019年開校