技術評論社「Software Design 2019年8月号」の第1特集『AWSを基準に考える クラウドネイティブのためのLinux入門』を、僕を含めた弊社社員4名で執筆させていただきました。
皆、実プロジェクトにおいてLinuxを使ったインフラの設計・構築・運用の経験を積んでおり、生きたLinuxの知識を分かりやすく解説しています。
僕は第1章の「クラウドであってもLinuxの知識は必要(むしろ重要)」という導入部を担当し、あとは若手を中心に以下の3名が執筆を担当しました。
第2章:Linuxの基本操作と必須コマンド
~黒い画面に親しんでサーバ操作に強くなろう~
第3章:サーバ運用で覚えておきたい基本作法
~インストールや設定変更ができるようになろう~
第4章:クラウドでのサーバ運用管理術
~ネットワーク・SSH接続・サーバ監視~
従来のオンプレ環境ではインフラエンジニアの仕事はまず自分達でサーバ(ハードウェア)を調達し、OSのインストールからネットワークの構築、ミドルウェアのインストール・設定などを行っていました。
クラウド時代においてはこのサーバの調達やOSのインストールこそ不要になりましたが、クラウド事業者が提供する仮想ホスト上でOSが動いているという図式は変わらないため一部のマネージドサービスを除けば今までと同様にOSの知識が必要になります。
使われているOSの種類としてはワールドワイドでみてLinuxが一番多いため、クラウドであってもLinuxの知識は必要で、さらにLinux上で使える強力なツール群なども生産性向上にとても役立ちます。
- ソフトウェアデザイン2019年8月号amazonJP
そのあたりのLinuxの基本的な知識や各種ツールの使い方などをAWSの知識と絡めながら2章から4章まで使って丁寧に解説していますので、AWS上でLinuxの理解を深めたいかたはぜひお手に取ってみて下さい。
また、7/30(火)にはこの書籍の輪読会も開催されます。僕も執筆者の一人として参加しますので興味のあるかたはぜひ。