今回は、Nagiosでのログ監視方法を紹介します。

ログ監視とは、例えばアプリで致命的なエラーが発生した場合、ERRORとログに記述されるものとします。
また、ログ監視はERRORの文字列を検知してアラートとします。

nagiosのプラグインは、下記を利用します。

check_log2.pl

check_log2.plは、下記にあります。

nagios/plugins/contrib

コマンドとしては、下記のようになります。

/usr/lib/nagios/plugins/check_log2 -l $ARG1$ -s $ARG2$ -p $ARG3$ -c
  • $ARG1$ で監視するログファイルを指定します。
  • $ARG2$ でseekファイルの指定をします。 (seekファイルは監視ファイルの何行目まで、監視したかを記憶します。)
  • $ARG3$ でアラートを検知するキーワードを指定します。

一番最後にあるオプションの-c はこのアラートをクリティカルとする場合に指定します。

設定時に気を付けなければいけないこととして、nagiosユーザで下記のファイルに権限を与える必要があります。

  • ログファイル:read権限
  • seekファイル:read write権限

また、ログファイルをローテーションしている場合は、そのタイミングでseekファイルもリセットする必要があります。
リセット方法は、下記として1を上書きします。

echo 1 > seekファイル

ログの確認をしたい方は一度お試しください。

こちらの記事はなかの人(be_hase)監修のもと掲載しています。
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