こんにちは、cloudpack今岡 です。

今回は、Amazon RDSのディスク変更に伴うリブートの確認を行いました。前回のエントリで、mysqlの死活を秒間で確認するスクリプトを用意しているので、そいつを裏で回しておきます。

EBSタイプ変更せずに、容量だけUP

SSD GP2 -> GP2 で実験したところ、リブートは発生しませんでした。
Amazon RDSのディスクを後から変更する場合の挙動: EBSタイプ変更せずに、容量だけUP

でも何やら警告が出てますね。

  • コンバージョンに長い時間がかかって、EBSのクレジット使い果たすよ。
  • 操作が完了するまで、パフォーマンスに影響があるよ。

EBSのクレジットについては、別エントリで詳細を書く予定。

EBSタイプを SSD(GP2) -> SSD(PIOPS)に変更

今回は容量UPは行わず、 GP2 -> PIOPSへ種別変更だけにしましたが、こちらもリブートは発生しませんでした。
Amazon RDSのディスクを後から変更する場合の挙動: EBSタイプを SSD(GP2) -> SSD(PIOPS)に変更

警告メッセージもほぼ同じ。変更後のストレージはgp2で無いから、EBSクレジットは関係無いような気がするけど、元ストレージから引っ張りだす時の話かな?

EBSタイプを SSD(GP2) -> Magneticに変更

GP2(SSD) -> Magnetic(HDD) に変更した場合は、マネジメントコンソールに下記が表記されます。
Amazon RDSのディスクを後から変更する場合の挙動: EBSタイプを SSD(GP2) -> Magneticに変更

サービス断が明記されております。Single-AZで数分, Multi-AZで2分ぐらいのサービス断ということです。 死活監視のスクリプトもちゃんと反応しており、観測ではSingle-AZ構成で約5分程度でした。

まとめ

実はちゃんとメッセージに出ているというオチでしたが、まとめると

  • gp2 -> gp2 リブート無し
  • gp2 -> piops リブート無し
  • gp2 -> magnetic リブート有り (サービス断)

ということでした。他のパターン (magnetic -> gp2とか) は今回試してませんが、少なくともディスク変更時には警告もなしにRDSサービス断ということは無いでしょう。

元記事はこちらです。
RDSのディスクを後から変更するときに、リブートはどうなる?