2015年 オワコンコマンドを整理します。
去年の自分なら、「オワコンコマンドも yumで入れればいいじゃないか!」と思っていましたが、どうやら時代がそれを許してくれないようです。Dockerをやるつもりがあるなら、代替可能な古いコマンドを使うのは捨てたほうがいいです。イメージ次第ですが、netstatなどはもう入っていないことが多いです。
grep -> ag
なんとあのgrepはもうオワコン入りです。ag (Ther Silver Search)というコマンドがgrepよりもは早く、かつ賢く、find & (xargs) & grep も葬り去ることになりました。すぐに消えることはなさそうですが、捨てる準備をしておきましょう。マカーも brew install ag
で一発です。
telnet -> nc
NEでも無い限り、本当のtelnetが必要なことはほとんど無いでしょう。telnetは、TCP:Portの疎通確認に使っていると思いますが、この用途ではもうオワコンです。Dockerイメージは特にですが、ncすら入っていないこともあります。使い方はほぼ一緒ですので、すぐに捨てられます。
netstat -> ss
これもDockerです。もう netstatは主流じゃない
という認識で良いです。コマンドもほとんど同じ、打鍵も減って楽。
ifconfig -> ip a
これもDocker。打鍵も減るし、netmask表示がビットででるので。
route -> ip r
同上
cpan -> cpanm
perl自体の元気がなくなり、情報が少しずつ古いままで止まっていましたが、まだまだperlは現役で、重要な言語であることに変わりありません。だけど、cpanでげんなりすることが多々あるので、どうにかしたいと思っていたら、cpan shell自体、とうの昔にオワコンらしいです。cpanmを使いましょう。チョット試してみましたが、いい感じでイライラを軽減できます。
http://www.omakase.org/perl/cpanm.html
screen -> tmux
正直screenを使い始めた頃に一旦この業界から離れているので、screenはあんまり使いこなせていませんでした。screenの詳しいことはわかりませんが、シリアルが使える点を除いて、今からやる人はtmux一択でいいでしょう。macから使える、いいシリアルの接続方法を知らないので、screenもtmuxも両方いれてます。めったに使わないけど。