あるOracleDBに、スキーマ違いで同居させてたい場合があります。
この場合、ユーザ=スキーマという考え方なので、ユーザーを追加するようにします。
意外にユーザー作成はあまりやらないのでメモしておきます。

以下の方法は、11gで試していますが、9i、10gでも問題はないと思います。

まず、hogeユーザーを新たに作成します。

ユーザー hoge
パスワード hoge!23
表領域 hoge_data
添付領域 hoge_temp

表領域の追加方法等はOracleで(一時)表領域の作成(とりあえず版)を参照ください。

sqlplus /as sysdbaにてログイン又は、systemユーザーでログイン後以下を実施します。

create user hoge
identified by hoge!23
default tablespace hoge_data
temporary tablespace hoge_temp;

grant connect, resource to hoge;
grant EXP_FULL_DATABASE , resource to hoge;
grant IMP_FULL_DATABASE , resource to hoge;

上記でsqlplus hoge/hoge!23で接続できることを確認します。
ここで大事なのはgrant connectで、これがないとログインできないので注意が必要です。

EXP_FULL_DATABASE
IMP_FULL_DATABASE

上記は、インポートとエクスポートができる権限になります。

あとは必要な権限をシステム権限一覧などを参照し、grantしていくようになります。

以上で、hogeユーザー(スキーマ)として使えるようになりました。

余談ですが、AWS OracleRDSでも上記と同じような手順で作成できると思いますので、次回試してみたいと思います。

こちらの記事はなかの人(kenjionsoku)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら