VPCの注意点として二点あります。

○一点目

VPN Connectionで利用しているCustomer Gateway(のPublic IP)はAWS上で
一意になっていなければならない。

上記は、既に別アカウントでVPN Connectionで利用しているCustomer Gatewayが
存在する場合、アカウントが違っていても同じPublic IPのCustomer GatewayでVPN Connectionを
作成することができません。

作成しようとすると、下記のようなエラーになります。

Conflict among chosen gateway IP address

また、VPN Connectionが接続できていなくても上記のエラーになってしまうので注意が必要で、
利用するには、既に利用している別アカウントのVPN Connectionを削除しなければなりません。

○二点目

Virtual Private GatewayはVPCごとに一つののみしか作成できない。

既存のVirtual Private GatewayにアタッチされているVPCを、
新規に作成したVirtual Private Gatewayにアタッチしようとすると、
下記エラーのためアタッチすることができません。

An internal error has occurred

つまり複数の拠点(Customer Gateway)から同じVPCにVPN接続するには、
Virtual Private Gatewayは一つしか作れないので、そのVirtual Private Gatewayで、
Customer GatewayごとにVPN Connectionを作成する必要があります。

こちらの記事はなかの人(suz-lab)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら