どうも、こんばんは、こんにちは。

今回、Deep Securityを導入する方、される方への注意喚起です。

というのは、NATを使用してる或いは、iptablesを使用している環境へ
Deep Security Agentを導入してManagerに登録する際、注意が必要です!
※本件はDeep Security Agentのインストールまでは平気です。

何故なら?

iptableのルーティング設定がぶっ飛ぶ!!

といっても /etc/rc.d/init.d/iptables に記述したルーティング自体はちゃんと保存していれば、設定自体は消えないです。
ただ、とある空ファイルを配置しないと、侵入防御ルールに関連する変更などが行われた際に毎回iptablesのルーティングがぶっ飛ぶ可能性があります。

現時点で確認できたこと ※誤りあったら指摘ください。修正します。。。

  • 侵入防御ルールをオン
  • ファイヤーウォール機能をオン
  • ルールアップデートを実施する。
  • 上記を既にオンにしている場合でも、設定変更等行うと再現するかも?(未検証)

※現時点では憶測ですが、上記に関する変更(アップデート)が行われた場合、iptablesのルーティング設定が飛ぶ可能性があると思われます。

★201507/10現在において資料は以下のように記述してますが、食い違いがあるようなので注意!

 資料:Deep Security 9.5 SP1インストールガイド 基本コンポーネント
 項目:Linuxのiptables
 内容:Deep Security 9.5以降では、インストール中にLinuxのiptablesが無効になりません。
 http://files.trendmicro.com/jp/ucmodule/tmds/95Sp1/Deep_Security_95_SP1_Install_Guide_basic_JP.pdf

【回避方法】

※既にやらかした方は【やらかした場合】を参照!

空ファイル:「/etc/use_dsa_with_iptables」を作成する。

コマンド

# touch /etc/use_dsa_with_iptables
# /etc/rc.d/init.d/iptables restart

さらに詳しい解説は、↓こちら↓ 我が師の記事です!

NATサーバにDSAをインストールする(Deep Security 9.5 / DSaaS)

【やらかした場合】

まずは、念のため、本当にルーティングが吹っ飛んだのか確認。

# service iptables status

吹っ飛んでたら・・・↓のコマンドでiptableの設定を確認。

# cat /etc/sysconfig/iptables

ルーティング設定を保存している場合

①iptablesを再起動してステータスを確認してルーティング設定が読み込まれることを確認。

# service iptables restart
# service iptables status

②該当サーバを経由して外に出るサーバよりcurlを叩きこみ応答があるか確認して、応答があれば復旧!

# curl --dump-header - http://www.w3c.org/

ルーティング設定を保存していない場合・・・

 ⇒iptablesの再設定/(^o^)\ナンテコッタイ

同じ過ちを繰り返さないためにも、【回避方法】の手順で空ファイルを作りましょう。

NATだけに納得の対応を。
なんとなく言ってみただけです。

皆さんごめんなさい。λ….

元記事はこちら

【NATにおいての注意】Trend Micro Deep security【iptables】 – ミジンコ奮闘記(AWSとLinuxがメインかな・・)