こんばんは、cloudpack@dz_ こと大平かづみです。

Prologue – はじめに

BlinkM というプログラマブルLEDで遊んでみました!
BlinkM は、スイッチサイエンスさんで購入することができます。
ここでは、BlinkM Quick Start Guide を参考にLEDのカラーや明滅パターンを変える方法を試してみます。
なお、作業環境は Windows 10 ( on MacBookAir ) です。

BlinkM とは

BlinkM は、24ビットのフルカラーLEDを搭載していて、プログラムを書き込むことによってカラーや明滅のパターン
を変えられるモジュールです。

また、購入直後のままでも電池とつなげば七色を移り変わりながらきれいに光ります。

Let’s Try !

必要なもの

  • BlinkM
  • Arduino
  • Arduino とPCをつなぐ接続ケーブル
    • Arduino UNO は、A-BタイプのUSBケーブルを使用します。

また、マシンには以下のデータシートとソフトウェアを用意してください。

Arduino の準備

Arduino の標準的なセットアップガイドに従って、 Arduino を扱う準備をしてください。

Arduino セットアップガイド
大まかな手順
  1. Arduino ソフトウェアのダウンロード
  2. シリアルドライバーのインストール
  3. Arduino ボードをつなぐ
  4. Arduino ソフトウェアを起動する

Arduino のセットアップが完了すると、Arduino ソフトウェア環境が起動できて、
Arduino のボード上の LED を点灯させることができるようになります。

なお、Windows 10 では特にドライバをインストールせずに認識しました。

以下、参考までに要所要所のキャプチャを貼っておきます。

Aruduino をインストールを起動すると、Java Platform SE binary のファイアフォールのブロックについてダイアログが表示されるので、アクセスを許可します。

143e7ed1-b9a9-8bcd-3066-8f38109b75ca

これがインストールされた Arduino 開発ツールです。
ca3280f9-eaa1-07a3-3106-0eba90810ba7

試しに、Arduino のオンボードのLEDを点滅させるスケッチ(スクリプト)を動かしてみましょう。
47013073-43f0-3ef9-e647-a72362466302

ここで、Arudino 端末をUSBケーブルで接続してみます。デバイスに「Arduino Uno (COM3)」が表示されました!
d1964ebd-eac5-54b0-816d-4c96089344b5

次に、Arduino 開発ツールでボードとポートを設定します。ポートは上記のデバイスに表示されたCOMポートを指定します。(ここでは COM3 )
f6326669-68da-1817-eaa2-2961d12a6e9f
d80c50b2-433a-ad3e-667e-6998e1730251

それでは、「マイコンボードに書き込む」を実行してみましょう!
590c11e1-c12e-b0c9-4cf6-6ee63575d390

書き込んでいます。
f29b7ef5-56bf-4fae-3ff4-3d63cb079526

Lチカ (LEDチカチカ) できました!
4819c8cc-69b9-e2ed-4887-d5ca5260af6b
さて、これは準備でしたね。

BlinkM のピカピカを変えてみる!

BlinkM 接続の準備

では、この Arduino 開発ツールに、BlinkM 用のスケッチ(スクリプト)を読み込ませましょう。
BlinkMCommunicator.zip を解凍し、 BlinkMCommunicator.ino というスケッチを Arduino 開発環境で開きます。「ファイル」から開くか、画像のように「開く」アイコンからできます。(なお、スケッチのファイルは拡張子が pde から ino に代わってるみたいですね。)

bdc59caf-2c9c-ff5b-f353-87ffb123cd26
e46c4e75-733f-c76d-0395-d2aefb88c9cb

スケッチを読み込むと「BlinkMCommunicator」「BlinkM_funcs.h」というタブが表示されます。この状態で「マイコンボードに書き込み」ます。

595122cd-d134-5e54-7bc7-cc61c944a681

書き込めたら、Arduino 開発ツールを閉じて、 Arduino をケーブルから外してください。接続を外したら、BlinkM を Arduino のピンに接続しましょう。A2 ~ A5 の穴に BlinkM のピンを指します。

Arduinoアナログ入力 BlinkM出力ピン
A2 PWR –
A3 PWR +
A4 I2C d
A5 I2C c

763b39c1-c7b2-8b48-27e0-b47f4add8204

b52e6017-3808-48b3-0ed0-10fb98a3ff53

さし終えたら、再度ケーブルで接続してみて下さい。白 → 赤 → 緑 → 青 → 消灯 の順でLEDの色が切り替わるのが
確認できましたね!

BlinkM シーケンサーで遊ぼう!

ここまでできると、ついに BlinkM のシーケンサーで自由に色を変えることができます!
さぁ、 BlinkMSequencer.exe を起動しましょう!

6eb744d5-a8c0-2a4e-beb2-c7fe6905ee9e

「Set connection」で接続します。
6a575821-6191-f3d0-e24d-8bd8f12af3c7

さて!これで、上のシーケンスに色を載せていくとそれに合わせてLEDが変わりますよー!
aad3de8d-77e8-11ee-55c0-738cd5add4c4
36ea66a8-27f6-03dc-8b33-1267f845e05ab67aec01-9791-4be9-16af-4b619c82e075

そしてこれを、BlinkM に書き込みます。
dbebb23c-3787-febe-6d13-c13e1a3ef1ab

書き込んだ後は、 Arduino から外しても書き込んだシーケンスが保持されます。ですので、電池につなぐだけで、同じシーケンスで光ります!
2777fdef-c30a-d463-90cf-099430bb5e6a

かわいい!(*ノωノ)

Epilogue – おわりに

思ったよりも、すんなりつまづかずにできました!

Arduino は中継に使うだけと聞いていたので、Arduino は別途環境作らなきゃならないのかと思ってましたが、上記の工程で環境も作ることができました。引き続き Arduino で遊べそうです!
電子工作楽しいですなぁ!!

元記事はこちら

Check! プログラマブルLED の BlinkM で遊んでみよう! ~ Arduino デビュー編