Google Appsを利用する場合、サービスを有効にするために、
利用するドメインの所有者をGoogle側で確認する必要があります。

ドメインを確認する方法は、Google側で4種類用意しているので、
好きなものを選ぶことができます。

ドメインの DNS 設定で TXT レコードを作成します。
この方法では、ドメイン ホストのウェブサイトでドメインの DNS 設定にアクセスする必要があります。

ドメインのウェブサーバーに HTML ファイルをアップロードする
この方法では、ドメインのウェブサーバーにファイルをアップロードできる必要があります。ドメインの DNS 設定にアクセスできない場合は、この方法をお試しください。

タグをホームページに追加する
この方法は、一部のお客様のみが利用できます(導入中のもう 1 つの新しい方法です)。ドメインのウェブサーバーにアクセスできる必要がありますが、アップロードできる必要はありません。サーバー上のファイルへの書き込み権限があり、新しいファイルをアップロードできない場合は、この方法をお試しください。

Google アナリティクス トラッキング コードを使用して確認する
この方法では、Google Apps を申し込むのと同じドメインに Google アナリティクス アカウントを持っている必要があります。

※詳細は、ドメインの所有権を確認のドメイン確認オプションに記載されています。

尚、今回はWebサーバを利用していないため、TXTレコードを設定する形で進めてみました。

設定については、AWSのRoute53を利用する形になりますが、
今回は、Googleドキュメントのスプレッドシートでの設定が簡単そうなので試してみました。
※設定方法は、上記記事で確認してください。

TXTレコードで、所有権の確認をする場合、Google Appsが以下のような文字列を発行します。

google-site-verification=XXXXXXXXXXXXXX

この文字列をvalueに設定する形で、DNSレコードを追加します。

上記のように記述した内容をSubmitすると、エラーが出てしまいました。

スプレッドシートでの設定がダメなのかということも考慮して、
今度は、R53foxを使って同様の設定を試してみました。
※R53foxの利用方法は、R53 Fox(新機能に対応済み)を利用してみましたを元に行いました。

スプレッドシートで行った際の設定をR53 Foxでも同様に行ってみたところ、
やはり、こちらでもエラーが出てしまいました。

TXTレコードを登録すれば問題ないと思うのですが、
登録が出来ないと承認もされないので困りました。。。
ちなみにvalue値の設定は、以下の2種類試しています。

google-site-verification=XXXXXXXXXXXXXX

“google-site-verification=XXXXXXXXXXXXXX”

どうして登録することが出来ないかの原因は分からないですが、
念の為、以下のGoogle AppsのMXレコードを登録してみたところ

10 aspmx.l.google.com.
20 alt2.aspmx.l.google.com.
20 alt1.aspmx.l.google.com.
30 aspmx2.googlemail.com.
30 aspmx3.googlemail.com.
30 aspmx4.googlemail.com.
30 aspmx5.googlemail.com.

上記のMXレコードは、問題なく登録することが出来ました。
MXレコードを登録した後なら、TXTレコードも登録出来るだろうと、
淡い期待をこめてTXTレコードを登録してると、無事登録出来ました。
これにより承認もされ、利用出来るようになりました。

最終的には、R53 Foxで登録を行ったのですが、
ポイントは、
(1)MXレコードを先に登録する。
(2)value値は、下記のようにダブルクォーテーションで囲った上で設定

“google-site-verification=XXXXXXXXXXXXXX”

という流れで登録することができました。

今回の件で、府に落ちない点として、
そもそもMXレコードを登録しないと、TXTレコードを登録出来ない仕様??
いろいろ探してみましたが、見つからないです・・・。

とりあえず、無事に出来てよかったです。

こちらの記事はなかの人(MEMO 4 ME)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら