今回は、SES-Postfixの構築で構築したSES-Postfixをメールリレーするように設定します。

メールリレーには、リレー先とリレー元がありますが、リレー先がSES-Postfix、リレー元がSESを利用したいメールサーバとなります。

“/etc/postfix/main.cf”は下記のようになります。

——–【リレー先(SES-Postfix)】——–

...
# すべてのネットワークインターフェースから通信を許可
inet_interfaces = all
...
# AWSのインスタンスと自分から通信を許可
mynetworks = 10.0.0.0/8, 127.0.0.1/32
...

——–【リレー元(Postfix)】——–

...
# SES-Postfixにリレー
relayhost = [10.146.37.8]
...

実際にリレー元のサーバに対して、telnetでメール送信テストを行うと、下記のように、メールがリレーされてることがわかります。

リレー元(Postfix) → リレー先(SES-Postfix) → SES

——–【リレー元(Postfix)】——–

to=,
relay=10.146.37.8[10.146.37.8]:25,
delay=44,
delays=44/0/0.01/0.05,
dsn=2.0.0,
status=sent (250 2.0.0 Ok: queued as 007FFD806B)@suz-lab.com>

——–【リレー先(SES-Postfix)】——–

to=,
relay=ses,
delay=1.9,
delays=0.02/0/0/1.9,
dsn=2.0.0,
status=sent (delivered via ses service)@suz-lab.com>

次は、IAMでSESしか利用できないユーザー作成し、そのキーを利用したいと思います。

こちらの記事はなかの人(suz-lab)監修のもと掲載しています。
元記事は、こちら