ナスです。
3日も前の話で恐縮ですが、Twitter でこんなツイートがありました。
専門的になるが、日本ではIoTを小型のネット機器のようなHWの話だと思っている。SBのARM買収もその流れだろう。ドイツではIoTのリーダーはSAPというERPの経営者。 ERPが会社の金の流れを全て把握したように、IoTが全ての業務の流れを把握しようと世界は向かっている。
— 馬場正博 (@realwavebaba) 2016年10月24日
いろんなニュースやツイートとかを見てると、確かにそんな流れを感じます。贔屓目に見てるかもしれませんが、IoTとかBA等の話題ってSAPがらみのものが多い気がしています。改めてIoTとERPでいろいろ調べてみたら、SAPではないものの、ERPパッケージを販売しているIFSというスウェーデンの会社がユーザーカンファレンスを開いた記事が今日出てきました。
it.impressbm.co.jp
しょっぱなから
IoTが現在の注目トレンドとはいえ、ERPと連携させるソリューションは珍しい。
って書かれてますが、SAP的には数年前?から取り組んでいたことで、最近わかりやすい絵を出してくれてます。IoT機器から集めたデータは横連携されるためのDBに入れられますが、この役割を HANA が担おうとしてるわけですね。んでもって、予測などの仕組みが Predictive Analytics とかで作られてるのかな。っていうのを、HANAのトレーニングか何かで聞いた記憶がある。あの時はサッカーかゴルフかの話題だったと思うけど、分野が変わっただけで構造は同じだと思う。
iotnews.jp
ただ、日本では HW の話だと思っているってツイートの人が言ってましたが、ERP 等を作っている日本のソフトウェア会社が少ないから目立ってないだけじゃないかなーと思ってます。考えて行き着く先はそんなに違わないでしょうし。
っていうことを、仕事帰りの電車の中でいろいろ妄想してた。IoTの仕事してないけど。
今はWebサーバ等のインフラしか触ってないですが、そのうちこんな仕事のインフラとかに触れるんだろーなー。