Datadog公式のツール dog 使用方法まとめ search 編です。

search Modes

ヘルプには Search datadog. としかないので、何を検索できるのか謎でしたが、APIリファレンスに記載がありました。
過去24時間のエンティティを検索します。 検索可能なエンティティは hostmetricsです。

サブコマンド 説明
query faset検索

ここで言う hostmetrics は faset と呼ぶそうです。 query 部分は facet:query_stringの形式になります。
結果を先に書いてしまうと、これと言った用途が見つけられませんでした。 新規導入した host や metrics が Datadog 側に正常に登録されたことを確認する等でしょうか。
APIを見ると api.Infrastructure.search と記載があるので、恐らく WebUI 上の Infrastructure での検索なのかと思います。

query

usage: dog search query [-h] query

全検索

query の後ろに空文字(クォート囲み)を入れると、metrics、hostsのリストが返ってきます。 空文字を入れないとエラーとなります。

# 空文字で実行
$ dog search query ""
metrics system.uptime
metrics system.swap.used
metrics system.swap.total
・・・
metrics aws.dynamodb.online_index_percentage_progress
metrics gcp.logging.dropped_log_entry_count
hosts   hoge.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com
hosts   i-XXXXXXXX
# 引数無しで実行
$ dog search query
usage: dog search query [-h] query
dog search query: error: too few arguments

facetのみ指定

全検索とほぼ同じですが、指定したfacetのみ出力されます。

$ dog search query "hosts:"
hosts   hoge.ap-northeast-1.elb.amazonaws.com
・・・
hosts   i-XXXXXXXX
$ dog search query "metrics:"
metrics system.uptime
・・・
metrics gcp.logging.dropped_log_entry_count

facet:query_string 指定

絞り込めます。が、facet指定無しでも同じ結果が返ってきました。

$ dog search query "metrics:aws.ec2.cpucredit_usage"
metrics aws.ec2.cpucredit_usage
$ dog search query "aws.ec2.cpucredit_usage"
metrics aws.ec2.cpucredit_usage

query_stringのみ指定

中間一致でfacetを跨いでの結果が返ってきました。

$ dog search query "load"
metrics system.load.1
hosts   load-test.xxxxxxxxxxxx.ap-northeast-1.rds.amazonaws.com

使い所がわからないので良いユースケースがあれば教えてほしいです。

元記事はこちら

Datadog (dogコマンド) search編