この記事について
Route53にはフェイルオーバールーティングというルーティングポリシーがあります。
フェイルオーバールーティングには以下の3つの要素があります。
- プライマリレコード
- セカンダリレコード
- ヘルスチェック
ヘルスチェックではチェック対象のURL(もしくはIPアドレス)を指定して、HTTP/HTTPSリクエストを送信します。ステータスコードが200であればヘルスチェックが正常であると判定されます。それ以外のステータスコードの場合は異常と判定されます。
フェイルオーバールーティングではヘルスチェックを定期的に行い、ヘルスチェックが正常である場合はプライマリレコードのDNSクエリを返します。ヘルスチェックが異常の場合はセカンダリレコードのDNSクエリを返します。
プライマリレコードからセカンダリレコードへの切り替わりことをフェイルオーバーと呼びます。
ヘルスチェックが異常から正常に戻った際は、セカンダリレコードからプライマリレコードに切り替わります。これをフェイルバックと呼びます。
この記事ではこれらフェイルオーバーとフェイルバックが発生したことをCloudWatch Alarmで検知する方法について記載します。
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[Route53] フェイルオーバールーティングにてフェイルオーバーとフェイルバックが発生したことを検知する
著者:@K5K