はじめに
AWS User NotificationsでAWS Healthイベントを通知させる設定を行う機会がありました。
AWS User Notificationsでの通知設定はjson形式で指定し、裏でEventBridgeが利用されている仕様となっています。
AWS User Notificationsで指定したjson内容と、
EventBridgeに反映されるイベントパターンのjson内容が異なっており、正しく設定されているか不安だったので調べました。
設定内容
東京リージョンで、グローバルイベントとアカウント固有のイベントが通知される様に設定します。
- AWS User Notificationsに設定するjson内容
- EventBridge(東京リージョン)に反映されるjson内容(イベントパターン)
上の添付の通り、jsonの内容が異なっており、
AWS User Notificationsで設定したjson内容が、EventBridgeのイベントパターンに反映されておりません(同じ内容になっていない)。
疑問
- どこか不足している設定があり、間違っているのか
- AWS User NotificationsとEventBridgeのjsonの差分は、AWSの仕様なだけで、設定自体は正しくされている状態なのか
ドキュメント等を調べても分からなかったため、AWSへ問い合わせを行いました。
結論
AWSへ問い合わせを行った結果、結論としては2番でした。
AWS側の仕様により、AWS User NotificationsとEventBridgeのjsonの差分は想定どおりの結果であるとのこと。
差分があっても、AWS User Notificationsの設定内容が設定されるため、問題ないとのことです。
まとめ(所感)
AWSからの公式見解により、AWS側での仕様であることがわかり、モヤモヤが晴れました。
AWS User Notificationsを利用することによって、通知設定を一元化することができます。
ぜひ皆さんもAWS User Notificationsを利用してみてください