AWSなどの仮想マシンが誕生してからは、コンソールひとつでOSを立ち上げたり、固定IPを設定したりといった事が簡単に実現できるようになりました。
しかしここで、昔のように自力でマシンにLinuxをインストールして、ゼロから構築しなければならなくなった場合の事を考え、いま一度自力での設定方法を備忘&勉強がてら記してみようと思います。
第1回Linuxにホスト名を設定
/etc/sysconfig/networkが今回の対象ファイルになります。
ネットワーク通信に必要とされる基本的な情報が記述されています。
rootで
# vi /etc/sysconfig/network
NETWORKING=yesHOSTNAME=www.hoge.jpGATEWAY=192.168.0.1GATEWAYDEV=eth0FORWARD_IPV4=no
設定を変更した後、反映させる為には以下のコマンドを実行します。
# /etc/init.d/network restart
その後、下記のコマンドを叩いてnetworkファイル内のHOSTNAMEの設定内容が表示されていればOKです。
> hostname
余談ですが、FreeBSDでは/etc/rc.confもしくは/etc/defaults/rc.confが上記ファイルのような役割を担っていたと思います(IPの設定なども)。
※この記事は、なかの人(piro556)が書いています。