はじめに
この記事は「クラウドインテグレーション事業部 SRE 第三セクションブログリレー」の初回の記事です。最近、The Linux Foundation で無料公開された Linux 入門の体験記事になります。
愛しの彼
私がこの業界に足を踏み入れたきっかけとなった Linux 。私は彼のことを愛しているが実はよく知らない。よく知らないからこそ愛せるのか…。でも、愛しているからこそ彼の事をもっとよく知りたい!そう思い、今年 10 月 24 日に公開された The Linux Foundation の無料オンラインコース「Linux入門」を触ってみる事にしました。ちなみに、このコースの対象者は、「これまで Linux にあまり触れたことのない、またはまったく経験のない、経験豊富なコンピューター ユーザーを対象に設計されています。」との事。私にぴったりです。
申し遅れました。私、クラウドインテグレーション事業部SRE第三セクションのセクションリーダーをしている比嘉です。そろそろ入社10年目になります。業界歴は、24年くらいです。
彼を知るためにする事
アカウントを作成する
Linux 好きなんだけど、Linux Foundation を全く知らず、サイトに訪れたことのない私は Linux Foundation アカウントの作成からスタートです。
トレーニングページの右上の「私のLFプロフィール」をクリックすると登録する画面に遷移します。
分かりづらいかもしれませんが、遷移した先の真ん中あたりに「New user? Create an account」と記載があります。そこをクリックします。
次の画面で、ユーザー情報やメール、パスワードを入力します。すると、Linux Foundation からメールが送られてきますので、 Verify Email しましょう! Verify すると、自動でログイン画面が表示されますので、先ほど登録したユーザー情報でログインします。トレーニングページの右上の「私のLFプロフィール」をクリックしてもログイン画面が表示されます。
トレーニングコースを開始する
ログインができたらコース開始が可能です。Linux入門(LFS101-JP)のページを開き、画面右にある「ここで登録」をクリックします。
まず最初ににコースの情報動画を見る事ができます。なんと!そこで!彼の生みの親、Linus が挨拶をしています。私、彼の親の動画を見たのは初めてかもしれません。動画は当然英語ですが、字幕表示もできますので、画面左下にある [ CC ] をクリックして日本語を選択してください。
動画を見終えたら、画面左上にある [ Menu ] よりコースを順次進んでいく流れになります。
コース内容について
コースを進めていくと、彼の家系図(Linux ディストリビューション ファミリーの図)についてであったり、歴史、理念であったりと、Linux の生い立ちや、ブートプロセス、カーネルなどコアな部分と Linux の基本的なところからコースは進んでいきます。
各章の終わりに小テストが設けられ、学んだことを振り返るのにちょうど良い作りとなっています。
ちなみに、第2章 The Linux Foundation のテスト結果は 50% でした。私はまだまだ彼の事を知ってなかったようです。
基礎からの学びの大切さ
このコースは、コンピュータの使用経験はあるが Linux は初心者という人向けに設計されています。しかし、私のように既に Linux を使っている人にとっても、基礎から学び直す良い機会になりました。
例えば、Linux ディストリビューションの違いや、GNU プロジェクトと Linux の関係など、漠然と知っているつもりだった概念を、きちんと整理して理解することができました。
新たな学びへの意欲
このコースを通じて、自分の知識にはまだまだ穴があることを実感しました。同時に、Linux についてより深く学びたいという意欲が湧いてきました。
約60時間のセルフペース学習という形式も、仕事や日常生活の合間に無理なく学習を進められるので、とても助かっています。
まとめ
Linux Foundation の「Linux 入門」コースは、Linux の初心者はもちろん、既に Linux を使っている人にとっても、基礎を固め、新たな視点を得るのに最適です。無料で受講できるこの機会を、ぜひ多くの人に活用してほしいと思います。
これからも残りの章を学んでいき、Linux への理解をさらに深めていきたいと思います。そして、得た知識を実践に活かし、より効果的に Linux を活用していきたいと考えています。
次回の記事は
次回は、大嵩さんの「初めてTerraform importしてみた」が公開される予定です!お楽しみに!