どうしても古いバージョンのCentOSを使いたいことがあったとします(やめといたほうがいいですが) そんな時どうするかと、それによる注意点を書きます。
バージョン固定の方法
CentOS5系
/etc/yum.repos.d/CentOS-Base.repo
を直接編集mirrorlist
はバージョンが古いと、もうミラー対象からも外されています。よってbaseurl
を使います。
http://vault.centos.org/5.7/os/$basearch/
とかに変更する。
centos6系
# vi /etc/yum/vars/releasever
6.5とかにする
注意点
CentOSはRHELと同等の長いサポート期間がありますが、残念ながらマイナーバージョン固定してしまうと、パッケージの更新は無理のようです。よって、脆弱性のあるパッケージから更新出来ないという、セキュリティー上は非常によろしくない状態となってしまいます。
対策としてはyum update
は実行しないが、パッケージ個別アップデートをかけるという方法が考えられます。
ただし、パッケージ個別アップデートも yumの設定でバージョン固定してしまえば、rpmだけで捌くこととなり、最近の若いもんにはどうにも出来ないでしょう。(最近の中年も嫌です、yumでやりたいです)