こんにちは、エンジニアのドラゴンヤマダです。
現在アイレットではブログリレーが開催されており、私はデザインをメインテーマに取り扱う「GORILAB(ゴリラボ)」チームに参加します!普段はアプリケーションエンジニアですが、デザインに興味があったので入れてもらいました🥰
今回私はエンジニアこそ色彩検定を取得を目指し、色の勉強をすることのメリットを紹介したいと思います。
この記事を読んだあなたはきっと色彩検定を取りたくなることでしょう。
色彩検定とは
「色彩検定」は1990年に第1回を開催。
累計180万人以上の方が受検している文部科学省後援の公的資格です。「色」は世の中のあらゆるものに使われ、私たちは常にその影響を受けています。
美味しそうなお菓子のパッケージ、くつろげる空間、素敵な洋服など、その印象に色は深く関わっているのです。色彩検定では色の基礎から、配色技法(色の組み合わせ方)によるイメージの表現、専門分野における利用などを幅広く学習し、感性や経験だけに頼らない、理論の土台を身に付けることができます。
https://www.aft.or.jp/pages/feature
公式サイトから文言を拝借しました!
「理論の土台を身に付ける」という文言がとてもいいですね。
エンジニアは論理的思考が大好きなので、感性だけに頼らない指標は大好きなはずです。
色彩検定って何の勉強からはじまるの?
先ほどの説明から色彩検定についての全体像がイメージできたかと思います。私は3級の試験を受験したのですが、その時の経験談を少しさせてください。
色の理論について学ぶことを想像すると、とてもワクワクしたことを覚えています。さっそく「勉強するぞ!」と意気込んで公式テキストを買ってきたヤマダ。
1ページ目を開くと…
めちゃくちゃ人間の目の勉強させられます。
瞳孔や水晶体・硝子体などの目の構造を学び、なぜ人間は色を判別できるのかという勉強です。もちろん必要な知識ですが、ワクワクいっぱいのヤマダには衝撃のスタートでした。
2025年の色彩検定のまとめ
話が逸れましたが、ここからは2025年冬の試験について簡単にまとめておきます。受験の参考になれば幸いです!
まず色彩検定は夏冬の年2回実施されています。夏はもう間に合わないので今から最速で受験する場合は2025冬になります。
応募はWEBから可能です。
申込期間 | 8/4(月)〜10/2(木) | |
試験日 | 【3級・2級・1級・ UC級 】11月9日(日) 【1級2次】12月14日(日) |
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試験時間 | 11月9日(日) | 【3級】10:00~11:00(60分) 【2級】12:00~13:10(70分) 【 UC級 】13:50~14:50(60分) 【1級1次】15:30~16:50(80分) |
12月14日(日) | 【1級2次】13:00~14:30(90分) |
※最新の情報は公式HPをご確認ください
受験料について
3級 | 2級 | 1級 | UC級 |
7,000円 | 10,000円 | 15,000円 | 6,000円 |
ちなみに1級は冬季のみ試験実施だそうです。
エンジニアは色彩検定を取れ!
エンジニアが色彩検定を取得するメリット
ここからがメインコンテンツです。
私はエンジニアに限らず、ほとんどの人が色彩検定を受験することにメリットがあると考えています。今回は私と同じようなシステムエンジニアの方が色彩検定を取得するメリットについて解説していきます。
1. 理論で強くなるのは好物
まずエンジニアは感性のみで判断されることが嫌いだと思います。世の中のエラーやバグには必ず理由があり、普段から意識しているからです。
そこで色彩検定です。
公式でも理論の土台と謳っていますし、実際に色の世界は決まり事が多くて理論をしっかりと身につけることで誰でも強くなれるものです。
エンジニアこそ色彩検定を受験しましょう。
2. 資料作成
次は資料作成です。エンジニアはPCで仕事をする特性上、スライド作成や仕様書の作成をする機会が非常に多いです。
そこで色彩検定です。
アウトプットをする際の資料など、配色がハチャメチャだと見ている人は脳が拒否してしまいます。また間違った思い込みによって強調色を使うことによって、本来重要である項目を見逃したり誤った認識を植え付けてしまうかもしれません。
正しい知識・理論を身につけて、質の高い資料作成ができるようになりましょう!
3. Webページ
Webページ作成など、まさに色彩の知識が大切です。たまに最新のデザインコンポーネントを利用しているのに、やけに古く見えるサイトなども存在します。もしかしたら配色のせいかもしれません。
そこで色彩検定です。
コーディングのみでデザインはプロが考える場合でも、プロトタイプで作成するものが見やすければ認識の齟齬も発生しにくいと思います。また、個人のWebサイトを作成したい場合にも色の基本知識は役に立つでしょう。
4. エンジニア種別ごとに考えてみた
ダメ押しでエンジニア種別ごとにさらにメリットを考えてみたいと思います。
フロントエンドエンジニア
言わずもがなUI/UXを考える時に役立ちそう。
バックエンドエンジニア
思いつかない…自慢できるとか。
インフラエンジニア
…サーバーラックとかでケーブル配色に役立ちます。
まとめ
冗談も多くなりましたが、私が1番メリットを感じているのは資料作成です。アウトプットをする際にスライド作成をすることが多いと思いますが、配色の知識を意識してベースの色と強調色を考えると受け手にとって読みやすい資料になります。
もちろんセンスの良い方が作成したテンプレートを使用するのもいいですが、全体のイメージを少し変更することで差別化して目立たせるだけでもいいと思います。少しでも自分が知識を持っていることで間違いに気付けたり、テンプレート自体を選ぶ時にも指標になるのでおすすめです。
あとはシンプルに配色や各色の印象などの知識がつくと人生も色づきます!おもしろいことがいっぱい!
エンジニアを含め、資料作成の多い方はぜひ色彩検定取得を検討してみてください😆