記事作成の背景
WINDOWS2012サーバがAD不参加のサーバのWindows Time サービスの起動方法が変わったみたいです。
Windows Time サービスが自動起動しなくなり、トリガー起動サービスで起動されるように仕様変更されたようです。
その結果、以前はntpサーバ複数台と同期を取るには以下のコマンドのみで出来たものが出来なくなってしまいました。
>w32tm /config /manualpeerlist:"NTPサーバ1のホスト名 "NTPサーバ2のホスト名" /update
設定手順
以下の手順によって、AD不参加のWINDOWSサーバでも以前のように複数ntpサーバと同期を取ることが出来ます。
1. Windows Time サービスのトリガー起動サービス設定を削除する
>sc triggerinfo w32time delete
2. Windows Time サービスを起動させ、自動起動設定に変更する
3. (いつもの)ntpサーバ設定コマンドを実行する
>w32tm /config /manualpeerlist:"NTPサーバ1のホスト名 "NTPサーバ2のホスト名" /update
参考URL
- Windows 7 および Windows Server 2008 R2 のスタンドアロン環境で Windows Time サービスが自動的に起動しない
- Windows Timeが自動起動になっているのに状態が開始にならない。Windows Server 2008 R2、2012、2012 R2のワークグループ
以上です。