みなさんこんにちは!! MSPセクションで、一次運用(コアオペレーショングループ)のグループリーダーをやってまっす!石田(姉の方)ですっ!
いきなりですが、質問です。
週次の定例会議、その直前に「やばっ、アジェンダまだ作ってない…!」と焦ってバタバタ作ったこと、ありませんか?ありますよね!?(圧)
私はありました。めちゃくちゃありました。毎週やってくるリーダー陣の会議(SL/GL MTG)の前に、KPIの数字を見て、みんなの状況を思い出して、議題を並べて……ってやってると、それだけで時間が溶ける。
そして一番モヤっていたのが、「本当にみんなで話し合うべきこと」に、ちゃんと時間を使えていないのでは!?と思ったこと。順番に状況報告していくだけで時間が過ぎて、「で、結局どうする?」の議論にたどり着く頃にはもう終了時刻……みたいな。
さらにもう一個、地味につらいやつ。会議中になって「あれ、なんだっけ?先週話したいことあったのに思い出せない!」ってなること、ありませんか?……ありますよね!?(圧、2回目)
ということで考えました。アジェンダ作りを丸ごとAIに任せて、人間は「話し合い」に集中できないか? と。その結果、爆誕したのが今回ご紹介する 「MSP Section Board 自動化システム」 です!
🌟結論:会議が「報告会」から「意思決定の場」に変わりました
先に結論からいきます。
- 話したいことができたら、その場でSlackからポチッと投稿。それが自動でその週の会議アジェンダに組み込まれる
- だから「言いたいことあったのに忘れた…」がなくなった
- アジェンダ作成はゼロタッチ。毎週決まった時間にAIが勝手に作ってくれる(私が触る必要なし!)
- しかもただのアジェンダじゃなくて、「ヤバいところと相談事を優先して話す」意思決定特化型アジェンダ
- 会議前の準備時間:約30分 → ほぼ0分
- 会議後の議事録要約・Slack通知・カレンダー更新まで全部自動
会議が「順番に報告する場」じゃなくて、「ちゃんと話し合いに集中して決める場」に変わった。これがいちばん大きい変化でした。
🤔そもそも何を作ったの?
ざっくり言うと、週次会議の「準備・最中・後片付け」を全部AIとGoogle Workspaceで自動化する仕組みです。
使った道具立てはこんな感じ:
- AIエンジン:Gemini — データを読んでアジェンダや議事録要約を作る頭脳
- バックエンド:Google Apps Script(GAS)— 全自動処理を動かすエンジン
- データベース:Googleスプレッドシート — 議題やKPIやトピックや生成されたデータをためておく場所
- 入力の入口:Slackワークフロー — 「話したいこと」を投稿する窓口
- 連携:Google Meet / Docs / Drive / Calendar
私みたいな開発畑ではない人間でも、Google Workspaceの中だけで完結するので「いけるかも!」と思えたのが大きかったです。(今回はClaude CodeとGASをつなぐ clasp も導入して開発しました。これがまた便利でして…泣くわ)
🛠超ざっくり!3フェーズ自動化のしくみ
このシステム、毎週水曜に「時間が来たら勝手に動く」ように仕込んであります。流れは3フェーズ。
フェーズ1:話したいことを集めて、アジェンダ自動生成(水曜14時)
ここが今回の主役です!ポイントは、議題を「会議の直前にまとめて思い出す」んじゃなくて、「思いついた瞬間に投げておく」方式に変えたこと。
メンバーは、話したいことができたらSlackのワークフローを起動して、その場でトピックを投稿するだけ。投稿された議題は自動でスプレッドシートにたまっていきます。
そして水曜14時(MTGが15時開始なので)になると、Geminiが以下をまとめて分析してアジェンダを生成します。
- 前回会議で決めた「Next Action」
- その週にSlackから投稿された「話したい議題・相談事項」
- 最新のKPIの進捗(赤・黄・青のシグナル)
生成されるのは、「青信号(順調)はスキップして、赤・黄と相談事項を優先的に並べる」意思決定特化型アジェンダ。

フェーズ2:会議中(水曜15時〜)
会議中はGoogle Sitesのダッシュボードを見ながら議論。KPIの健康状態(赤・黄・青)が常に上に表示されていて、ヤバいタスクが「SOS」状態になるとカードが赤く点滅してお知らせしてくれます。決まったアクションはその場でタスク登録。Google Meetの「Geminiによるメモ」で議論は自動文字起こし。
フェーズ3:事後処理(水曜16時〜)
会議が終わると、AIが文字起こしを読み込んで「決定事項サマリー」と「Next Action」を自動抽出。Slackに要約を通知して、カレンダーの予定にも完了フラグ(✅)を立ててくれます。もう「議事録あとでまとめなきゃ…」がない!
😵ぶっちゃけ、詰まったところ
正直、最初からスイスイできたわけじゃありません。
- プロンプト設計:Geminiに「いい感じのアジェンダ作って」だけじゃダメで、「青はスキップ」「赤黄を優先」「相談事項はこう扱う」と意図を言語化するまで試行錯誤しました。
- 機密情報の扱い:APIキーやスプレッドシートIDは、コードに直書きせずGASの「スクリプトプロパティ」に逃がして管理。ここは未経験でもちゃんと押さえたいポイントでした。
🔍MSP目線で考えてみた
ここからが本題です。私はこれを単なる「便利ツール」で終わらせたくないんですよね。MSPの現場目線で考えると、これはかなり効くと思っています。
ひとつは、リーダーの時間を「判断」に集中できること。一次運用の現場は、日々アラート対応や内部問い合わせなどで時間が削られます。その中で会議準備に毎週時間を取られるのは正直もったいない。準備をAIに寄せて、人間は「で、この件どうする?」という判断にだけ脳を使う——これがMSPの会議の理想だと思うんです。
もうひとつは、「気づき」を取りこぼさないこと。現場で「これ会議で相談したいな」と思った瞬間にSlackへ投げておけば、議題が消えない。MSPって日々の小さな違和感や改善の種が品質を左右するので、それを仕組みで拾い上げて意思決定の場まで運ぶのは、めちゃくちゃ価値があると思っています。
📝今回のポイント
最後に、正直なところも。
AIは魔法の杖ではありません。 プロンプトは何度も練り直したし、最後に「このアジェンダで本当にいいか」を見るのは人間の役目です。そもそも議題やKPIといったデータが日々たまる仕組みがあって初めて、AIは賢く動ける。「思いついたら投げる」という小さな習慣づくりのほうが、地味だけど大事だと考えてます。
でも——それを踏まえても、使いこなせばAIは仕事において最強の相棒になる。「リソースが取られていたルーティン業務」を「AIがやってくれるからよりクリエイティブなことにリソース投資だ!」に変えていける。私はそう思いました!
🌈最後に一緒にMSPを盛り上げませんか?~君もMSPにならないか~
そんな私たちと一緒に成長して、ピカピカエンジニアを目指したい方!未経験からでも、こうやってAIを武器に現場をどんどん良くしていける環境がここにあります。少しでも気になったら、ぜひ覗いてみてください👀
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それでは、皆さんと一緒に働ける日を楽しみにしています!!