こんにちは!DX開発事業部 クロスイノベーションセクション所属の家入です。
日々の業務で「メール返信」「会議の議事録」「プレゼン資料や企画書の作成」に時間を取られ、「本来もっと時間をかけたい仕事に手が回らない…」と感じたことはありませんか?
先日、Google Cloud Next Tokyo 26 のセッションである「1 日 4 時間の余裕を生む!?Google Workspace と Gemini の活用術」に参加してきました!
本記事では、セッションで紹介された Google Workspace Studio の概要や主な機能をおさらいした上で、実際に使ってみたリアルな体験談をお届けします!
Google Workspace Studio とは
プログラミングの知識がなくても、日常的な作業から複雑な業務プロセスまでAI(Gemini)に任せることができるノーコードの自動化プラットフォームです!(セッション資料より抜粋)
主な特徴として以下が挙げられます。
- 日本語UI対応
- いつもの Google アプリとのネイティブ連携
- 高度な自律プロセス構築
- プログラミング不要(完全ノーコード)
セッションで紹介された主な機能と概要
セッション内では、Google Workspace Studio の基本構造と、実際の業務を想定したデモが多数紹介されました。
1. ワークフローの始点となる「スターター」
自動化を起動する「スターター」の自由度が非常に高いのが特徴です。
- 指定時刻(スケジュールの定期実行)
- Gmail の受信
- Google Chat メッセージの受信
- Google ドライブ へのファイル保存
- Google フォーム への回答到着 など
2. プロンプト1つでAIがワークフローを自動設計
やりたい処理を自然言語(プロンプト)で指示するだけで、AI自身がステップを自動で組み立ててくれます。
セッションでは、以下のような実践的なデモが紹介されていました。
- 問い合わせ対応デモ :「フォームから問い合わせが来たら、自社マニュアルを参照して回答案を作成し、Google Chatに通知する」という高度な判断を含むフローを構築。
- データ分析デモ:Google スプレッドシート上のデータを参照し、AIを活用して膨大な時間をかけていた分析作業を効率化。
- 資料作成デモ: 顧客の最新DXトレンドのリサーチ ➔ 構成案の作成 ➔ 提案の骨子を基にGoogleスライドを自動生成するという一連の企画・作成プロセスの自動化。

Google Workspace Studioを実際に触ってみた
セッションを聴いて「今後の業務でかなり役に立ちそう」と感じたので、これから行う機会が増えそうな「Google Cloudの最新情報の調査」と「LT資料の作成」の2つの業務フローを、事前に作って試してみることにしました!
1. Google Cloud 今月の新機能・主要アップデートの自動抽出
キャッチアップに時間がかかるアップデート情報を、AIに収集・要約させる自動化フローです。
【ワークフロー】
- スターター:毎月第1月曜日の朝(スケジュール実行)
- AIリサーチ:Geminiが指定したGoogle Cloud公式ドキュメントやリリースノートから最新の新機能・アップデート情報を自動リサーチ
- Chat通知:要点と変更点をコンパクトにまとめた要約レポートを、自分の Google Chat の技術情報共有スペースへ自動投稿!
【触ってみた感想】
実際にテスト実行してみると、指定した通りに新機能の要約がChatへ一瞬で届きました!
ちなみに、最初に試した際はエラーが出て少し苦戦しました…。原因はChat通知の設定で、メッセージ本文にGeminiの出力結果(変数)を正しく組み込めていなかったことです。変数が正しく紐付いていないとエラーになってしまうため、フロー構築時は「メッセージ本文に変数がセットされているか」をしっかり確認するのがポイントです!
これまでは「ブラウザで複数ページをチェックして探す」という地味に大変な作業が発生していましたが、これなら「Chatに届いた要約を読むだけ」で完了します。新機能だけが箇条書きでまとまって届くため、今後の情報収集のハードルがグッと下がると実感しました!
2. 社内勉強会・LT(ライトニングトーク)資料の構成案・骨子作成
発表準備で一番頭を悩ませる「構成案と内容の整理」を、チャット起点で自動化するフローです。
【作成指示の内容】
Google Chat でAIエージェント宛てに「〇〇(例:AI駆動開発、MCP、最新Google Cloud機能など)」と発表したいテーマを送信します。
【ワークフロー】
- スターター:Google Chat で特定のキーワードを投稿したとき
- AIリサーチ&要約:Geminiがテーマに関する「概要」「導入メリット」「ユースケース」を自動整理
- アジェンダ・構成案の自動生成:5〜10分で話せる発表用アジェンダと、スライド各ページの構成案をチャット上に即座に生成!
【触ってみた感想】
試しにChatからテーマを投げてみたところ、スライド構成案が1〜2分で手元に届きました!

これまでは発表資料を作ろうとしても、白紙のまま数時間悩み続けるということがよくありましたが、この仕組みがあればその悩む時間を一気にスキップできます。あとは届いた構成案をベースにスライドへ落とし込むだけで済むため、今後LTや勉強会の登壇準備にかかる時間を半分以下に短縮できるイメージが湧きました!
まとめ
今回 Google Cloud Next Tokyo 26 で紹介された Google Workspace Studio は、まさに「自分専用のAIアシスタントと一緒に働く」という未来を、ノーコードで落とし込んでくれる画期的なプラットフォームでした。
「毎日の情報収集をもっとスムーズにしたい」「資料作成の準備時間を減らしたい」など、日々の業務に少しでも課題を感じている方は、ぜひ Google Workspace Studio を試してみてください!
