この度は、Google Cloud Next Tokyo 26に参加してきました!

初めて参加するイベントで胸を高鳴らせておりましたが、実際に到着すると会場の熱気に圧倒されました。
最新技術の多様なブースがあり、大変有意義なものでしたが、今回はGoogle Cloudのブースについてご紹介します。

ブースの様子:Gemini Enterprise Agent Platform

Gemini Enterprise Agent PlatformのブースはGoogle Cloud内でも特に足を止めている方が多く、
「AIエージェントの開発と管理」をテーマにしたデモが行われていました。

デモではプラットフォームを活用してAIエージェントの開発ライフサイクル全般を網羅的に体験できるようになっていました。具体的には、ADK(Agent Development Kit)を用いた開発から、Agent Runtimeによるデプロイとスケーリングまでを実際に操作し、構築から運用までを実践的に学べる内容でした。

改めて、Gemini Enterprise Agent Platform内で一連のライフサイクルが完結することを実感し、革新的なサービスだと再認識できました。

Gemini Enterprise Agent Platform とは?

ここで、Google Cloudの最新のプロダクトガイドの内容も交えて、Gemini Enterprise Agent Platformの概要を整理します。

Gemini Enterprise Agent Platformは、これまで提供されていた最先端のAIプラットフォーム「Vertex AI」が、生成AI時代のエージェント開発に特化して進化したものです。企業の自社データや業務フローに最適化されたAIエージェントを、迅速に開発、展開、管理、最適化するための包括的なクラウドプラットフォームとなっています

プラットフォームを支える3つの強み

Gemini Enterprise Agent Platformには大きく3つの強みがあります

  • エンタープライズ基準の安全性と信頼性: 企業の最も重要な資産である社内データを安全にAIに組み込むことができます。これにより、情報の正確性を担保した実用的なエージェントを作成することが可能になります。

  • 200以上の多様なモデルから選択可能: Googleの最新モデルに留まらず、Anthropic社のClaudeファミリーや、オープンソースのGemmaなど、200以上のモデルから用途に合わせて最適なものを自由に選択できます

  • 開発から運用までを1つに統合: データの準備、プロンプトのテスト、モデルのチューニング、デプロイ、そして運用の監視に至るまで、すべての工程がこのプラットフォーム上で完結します。様々なツールを使い分ける必要がありません

全体像を掴む4つの主要機能

さらに、エージェント開発を支える4つの主要な機能群が提供されています

  • Agent Studio: 複雑なコードを書かずに、自然言語や画像などを使って直感的にプロンプトの設計やテストができるウェブ画面です

  • Model Garden: Google製、他社製、オープンソースを含む200以上のモデルを一元管理し、ここからモデルの選択やカスタマイズを行います

  • Google Antigravity: 複数のAIエージェントを同時にコントロールできる一元化されたアプリです。「プロダクトのリリース作業」のような複雑なワークフロー全体をオーケストレーションできます

  • 予測サービス & MLOps ツール: エージェントを本番環境へ安全にデプロイし、AIモデルの精度の低下(ドリフト)などを監視する運用基盤です

所感

展示ブースでの具体的なデモや最新情報から、AIエージェントをどうやって企業システムに組み込み、スケールさせ、安全に管理するかという環境がすでに整っていることに驚かされました。

特に、複数エージェントを統制する「Google Antigravity」の存在や、用途に合わせてサードパーティモデルも柔軟に扱える点は、現場のエンジニアにとって非常に魅力的なプラットフォームだと感じました。