こんにちは。
デザイン事業部でディレクターをしている西嶌(にしじま)です。

日々の業務の中で、「頭の中では理解しているのに、うまく説明できない」「会議で話がまとまらない」と感じる時があるかと思います。
そんな課題を解決するヒントを得るために、松田純氏の著書『仕事力を爆上げする 図解思考』を読んでみました。

本書では、図解は単なる資料作成のテクニックではなく、「考える力」と「伝える力」を高めるための思考法として紹介されています。
そこで、特に印象に残ったポイントを3つ紹介したいと思います。

1. 図解は絵ではなく「情報整理」の手段

図解というと、デザインスキルやイラストの知識が必要だと思われがちです。
しかし、図解の目的は情報を見やすくすることではなく、「複雑な情報の関係性を整理すること」にあります。
文章だけでは伝わりにくい内容も、関係性や流れを図で表現することで理解しやすくなります。
例えば、

  • 業務フロー
  • プロジェクトの進行状況
  • 課題と原因の関係
    などは、文章よりも図解の方が短時間で内容を把握できます。

2. 相手に伝わる説明は「見える化」から始まる

本書では、頭の中にある情報を外に出して見える化する重要性についても触れられていました。
業務では、関係者それぞれが異なる認識を持っていることがあります。
言葉だけで説明すると解釈の違いが生まれやすいですが、図解を用いることで共通認識を形成しやすくなります。
特にプロジェクト管理では、タスクの流れや担当範囲を図で示すことで認識のずれを防ぎ、スムーズな進行につながると感じました。

3. 問題解決やアイデア発想にも活用できる

図解は説明資料だけでなく、アイデア発想にも役立ちます。
新しい企画や改善案を考える際、頭の中だけで考えていると発想が広がらなかったり、考えが整理できなかったりすることがあります。
まず思いついたことを紙に書き出し、図として整理することが推奨されています。
例えば、
「新しいアイデア」を中心に置き、

  • ターゲット
  • 実現方法
  • 関連する課題
  • 他のアイデアとのつながり
    などを書き出していくことで、アイデアを多角的に捉えられるようになります。

頭の中だけでは気付かなかった関連性や新たな発想が生まれやすくなり、企画の具体化にもつながります。

まとめ

本書を読んで特に印象に残ったのは、図解は資料作成のためだけのものではなく、自分自身の考えを整理するためにも有効だという点です。

業務の中では、課題や要件を文章だけでまとめようとして、途中で考えがまとまらなくなることがあります。
そのようなときに、まずは手元で簡単な図を書きながら整理することで、情報同士の関係性や優先順位が見えやすくなると感じました。

実際に業務で活用する際も、最初からきれいな図を作ろうとするのではなく、メモ感覚で図解を取り入れるだけでも思考整理の助けになりそうです。
今後は要件整理や会議内容の振り返りなどで、積極的に図解を活用してみたいと思います。

すでに実践されている方がいらっしゃるかも知れないですが、今回まとめた内容が
皆さんの業務を進めるうえで何か一つでもヒントになればうれしいです。