Datadog Monitor 通知先の振り分け設定パターンです。
前提
通知先のインテグレーション設定を済ませておきます。 今回は Slack インテグレーションで試してます。
ちなみに今回は通知先しか設定していませんが、同様に通知する本文も振り分け先により変更できます。
基本形
Monitor設定画面のNotify your team から定義済みの通知設定を選択することで、本文(Say what’s happening) に自動的に入力されます。 複数設定も可能です。
メールアドレス通知については定義済み通知先の他に、直接指定も可能です。
(例えばuser@example.comなら@user@example.comと記述)。
アラートレベルで振分
テンプレート変数を利用し、Alert/Warning/Recoveryなどで通知先を振り分けます。
本文に以下のように記載することで、正しい値であればNotify your teamが自動入力されます。
- Monitoringレファレンス
- “通知内で使うことのできるテンプレート変数” 辺り
- 設定できる値は http://docs.datadoghq.com/monitoring/#message-template-variables に表有り
タグの値で振分
テンプレート変数の亜種です。 match変数を利用し、指定したタグの値により通知先を振り分けます。
{{#is_match “タグ変数” “文字列”}}
ここに、一致した場合に表示する本文を記述します。
{{/is_match}}
ドキュメントに記載が無いですが、 exact_match 変数が存在します。 使い方は match と同じです。
{{#is_exact_match “タグ変数” “文字列”}}
ここに、一致した場合に表示する本文を記述します。
{{/is_exact_match}}
match と exact_match の違いは、 match = 中間一致、exact_match = 完全一致 のようです。
タグで指定
ドキュメントに記載はありません。明確に駄目とも記載は無いので今の所は利用可能なようです。
通知先を設定する @〜 部分にタグを埋め込みます。
Monitor画面上は通知先が決定されていないため、Notify your teamには値が入りません。 また、同一タグ名で複数値がある場合はカンマ区切りで設定され、両方へ通知が成されるようです。
例として、 対象に slack_channel_name というタグを付与しています。
slack_channel_name:alert_yabai i-04bxxxxxxxxx51fc0 slack_channel_name:alert_sodemonai i-093xxxxxxxxx1b20d
- alert_sodemonai
- alert_yabai